【二次試験・事例Ⅲ】「生産戦略」ではなく「成長戦略」で差がつく by あち

タキプロ17期の あち と申します!
いつもタキプロブログをご覧いただきありがとうございます!
今回は、2次試験の事例Ⅲについて、
周りに後れを取らない(合格点に届く)ように私が気を付けていた点をご紹介します!
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■はじめに
2次試験の事例Ⅰ~Ⅲは、おおよそ100文字程度の記述問題を4~6問回答する形式になっています。
ご存じの通り、2次試験は解答が公表されておらず正解が分からないため、得点を安定させることは難しいです。
しかし、今回記事を書く事例Ⅲは、2次試験の中でも比較的得点が安定しやすいといわれています。
理由は、他の事例の設問よりも問われている内容が明確で、かつフレームワークを適用しやすいためだと考えられます。
しかし、個人的にはとある設問に気を付けなければ、周りの受験生と差がついてしまう=合格点に届かなくなってしまうと考えています。
今回は、事例Ⅲを安定的に60点を獲得できるように、私が気を付けていたポイントを紹介します!
■事例Ⅲの特徴
先ほど述べた通り、事例Ⅲは毎年設問4~6問の記述問題で構成されていることが多いです。
私は、事例Ⅲに限り設問を大きく2つのカテゴリに分けて考えていました。
- 設問1 & 最終設問:成長戦略
- 設問2~最終設問1問前:生産戦略
生産戦略は、ほとんどの受験生が同じようなフレームワークを用いて回答するため、回答内容が比較的似通いやすく、得点に差がつきづらいです。
そのため、得点に差がついてしまうのは成長戦略の設問だと考えています。
結論として、成長戦略の回答は、
- 土台となる強みや弱みについて、製造面(技術面・生産面)のみではなく、営業面にも着目し
- 自分の考える成長戦略をわかりやすく伝える型に従って
- 具体的な名称を挙げながら
作成すると、安定した&合格点に十分届く回答を作成することができると考えています。
■成長戦略関連の設問:設問1「強み・弱み」
事例Ⅲの設問1では、事例企業の「強み・弱み」について問われることが多いです。
この設問は、まずは以下を切り口に考えると回答漏れが発生しにくくなります。
- 技術面:顧客が事例企業の製品を選んでいる理由。差別化の源泉。
- 生産面:技術的な強みを製品として提供する方法。技術面の強みの補佐。
- 営業面:事例企業の生産した製品を収益に繋げる方法。売上の源泉。
事例Ⅲは技術面・生産面ばかりに目が行きがちですが、製造した製品を収益に繋げるには営業体制ももちろん重要な要素になります。いくら高付加価値の製品を作っても、販売できなければ収益につながらないためです。
特に営業面については、与件文ではさらっと書かれがちのため、触れる必要のある事例の場合には漏らさずに回答できるように意識していました。
■成長戦略関連の設問:最終設問「成長戦略」
事例Ⅲの最終設問では、「今後事例企業がどのような成長戦略を取るべきなのか」について問われることが多いです。
ここは、1次試験で勉強した”アンゾフの成長戦略”を思い浮かべて、「事例企業に最も適した成長戦略はどれか」という切り口で考えていました。
事例Ⅲでは、感覚的には主に以下3つの戦略に当てはめることが多いです。
ここでは、設問1で挙げた要素に触れながら回答を作成し、一貫性を持たせることが重要だと思います。
- 新製品開発戦略:技術面・生産面の強みを活かし(弱みを克服し)、新製品を既存顧客に販売する
- 新市場開拓戦略:営業面の強みを活かし(弱みを克服し)、既存製品を新規顧客に販売する
- 多角化戦略:技術面の強みを活かし新製品を開発し、営業面の強みを活かし(弱みを克服し)新規顧客に販売する
※市場浸透戦略については、この戦略を採用するには既存の顧客が少なすぎるケースが多いです
次に、選択した成長戦略に沿うように、回答を作成していました。
自分の考える成長戦略を正しく採点者に伝えるために、回答の型を身に着けると、本番でも焦らず回答を作成できるかと思います。私は以下のように作成していました。
- 誰に:既に販売先である顧客や開拓余地のある潜在顧客等に
- 何を:事例企業の既存製品または新規製品を
- どうやって:事例企業の強みを活かして(弱みを克服して)
- 効果:売上拡大やリスク分散 等
回答の型に従うことで、「採点者に自分の考える成長戦略が伝わりやすくなる」というメリットに加え、「成長戦略で考えなければならない要素の漏れ防止につながる」というメリットもあります。
■事例Ⅲの各設問に共通する注意点
冒頭で述べた通り、事例Ⅲはフレームワークを適用して回答するケースが多いです。
そこで、他の事例よりも特に、テンプレートのような回答を作成してしまわないよう注意したいです。
テンプレートの回答を避けるためには、事例企業の製品や技術等を具体的に回答に記載することを意識していました。
- △:C社の高い技術力で、新規顧客開拓
- 〇:C社の高い精密加工技術力を活かし、○○市場の新規顧客開拓
実際の診断業務でも、ある企業への提言がそのまま別企業にも当てはまるケースはほとんどありません。
診断先企業の特徴を踏まえたオリジナルの提言を行うことが、高付加価値な提言=2次試験の得点対象と私は考えています。
■おわりに
2次試験については模範解答がない分、設問の整理方法や回答の作成方法は十人十色かと思います。
納得度が高いノウハウについて部分的に取り入れていただき、ぜひご自身に合った独自のフレーワークやノウハウを確立ください!
次回は、とんす さんの登場です。
お楽しみに!
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