まだ間にあう!事例Ⅳが大の苦手だった私が「最低55点」を目指してやった勉強法byあたりめ

タキプロ17期の あたりめです!(絶賛実務補修中)
皆様、一次試験、本当にお疲れ様でした!!まずはそこまで駆け抜けたご自身を労ってあげてください。とはいえ休む間もなく、猛暑の中で二次試験に向けた勉強がもう始まっている方も多いと思います。体調第一で、一緒にこの暑さを乗り切っていきましょう!
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■はじめに
始めに、これは事例Ⅳが得意な人向けのブログではありません!!(得点源にしたい方は別の方のブログをぜひ拝見してください。笑)
二次試験までの残り少ない期間で事例Ⅳ・財務会計が苦手な人が足を引っ張らない程度にしていくための勉強法を記載します
中小企業診断士の2次試験で、多くの受験生を悩ませる事例Ⅳ。かくいう私も大の苦手科目で、1回目の受験では47点、2回目でようやく56点まで持っていけました。決して高得点ではありませんが、「事例Ⅳで足を引っ張られて総合落ちする」という最悪の事態は避けられたので、同じように事例Ⅳに苦手意識を持っている方に向けて、私がやった勉強法をまとめておこうと思います。
満点を狙う戦略ではなく、あくまで「守りの55点」を積み上げるための現実的なやり方です。
■事例Ⅳの何がそんなに辛いのか
事例Ⅳは経営分析、CVP(損益分岐点分析)、NPV(意思決定会計)、そして記述問題という構成が定番です。この中でNPVやCF(キャッシュフロー)計算は、税金や減価償却、運転資本の増減まで絡んでくるため、計算プロセスが長く、途中でひとつでも数字を間違えると芋づる式に失点してしまいます。特に私はNPVとCFが苦手でした。
1回目の受験(R6年度)のときには、得意だと思っていたCVPで線形計画法が出て絶望しました。私はここに時間をかけすぎて大問1の経営分析すら見直す時間がなくなり、NPVもボロボロ。結果47点という悔しい点数でした。「難しい問題を完璧に解こう」とすること自体が、事例Ⅳでは危険な発想なのだと痛感しました。
■私が使っていた教材
①中小企業診断士2次試験 30日完成! 事例IV合格点突破計算問題集
②事例Ⅳ(財務・会計)の全知識&全ノウハウ
正直この2冊だけで、事例Ⅳの勉強は完結させていました。
あれこれ手を広げるより、限られた教材を何周もする方が自分には合っていたと感じています。勉強時間の確保も難しく、正直なところ①の教材は1周半、②の教材は特に苦手な領域と確実に取りたい部分のみを絞って解いてました。
回し方としては、最初から全問を均等にやるのではなく、
1. 一通り解いて、正解・不正解・時間がかかりすぎた問題に印をつける
2. 2周目以降は「不正解だった問題」「印をつけた問題」だけを回す
3. 完全に解けるようになった問題は周回対象から外していく
という形で、だんだん回す問題を絞り込んでいくやり方です。全問題を毎回律儀に解き直すと時間がかかりすぎて心が折れるので、「分からない所だけ回す」方式は苦手意識がある人ほどおすすめです。
■55点を狙うための優先順位のつけ方
満点を狙わないと決めた瞬間から、事例Ⅳの勉強はぐっと楽になります。私が意識していた優先順位はこうです。
1. 大問1(経営分析)は「確実に取り切る」
経営分析は毎年出題パターンがほぼ決まっていて、収益性・効率性・安全性の指標から適切なものを選び、計算し、理由を記述するという流れです。ここは事例Ⅳの中でも一番「型」がはっきりしている問題であり、裏を返せば練習量がそのまま得点に直結する部分です。
私はここを「絶対落とさない大問」と位置づけて、指標の選び方(与件文のどの記述がどの指標に対応するか)と記述のテンプレートを何度も繰り返し練習しました。本番でもここでしっかり点数を積んでおくことが、55点ラインを守るための土台になります。
2. NPV・CFは「捨て門」にはしない、部分点を拾いにいく
NPVやCFの計算は正直、本番の緊張状態で完答するのはかなり厳しいというのが私の実感です。ただ、だからといって「難しいから捨てる」と決めてしまうのは早計です。多くの場合、計算の途中式や部分点が拾える設定になっていて、たとえば
– 売上高やキャッシュインフローの計算過程だけ書く
– 減価償却費や運転資本の増減を、間違っていてもいいので式として残す
– 最終値が合わなくても、計算のロジック(割引計算をしている、税引後にしているなど)が見える形で答案を書く
といった「部分点狙いの書き方」を意識するだけで、0点と部分点の差はかなり大きいです。完答できなくても、途中式を書く手を止めないというのが私が2回目で意識したポイントでした。
3. CVP(損益分岐点)は「取れれば大きい」中間ゾーン
CVPはNPVほど計算が長くならないことが多く、公式さえ体に染み込んでいれば得点源にしやすい分野です。ここは経営分析ほどではないにせよ、優先度は高めに置いて練習していました。線形計画法までやっておけるとベストです。笑
4. 記述問題は最後に回してでも空欄にしない
事例Ⅳは計算に気を取られがちですが、記述問題は与件文からのヒントで書けることも多く、コスパの良い得点源です。計算に時間を使いすぎて記述が空欄というのが一番もったいないパターンなので、時間配分は「記述を書く時間を先に確保する」意識で臨んでいました。正直時の運もあるかなと思います。私は過去問の一通りの理解と一次試験で出るような基礎を振り返った程度です。
■本番の時間配分の考え方
私が2回目の受験で意識していたおおまかな配分は、
– 大問1(経営分析):与件解読も含め20分程度で終わらせ確実に得点する
– CVP:公式に沿って手早く処理する
– NPV・CF:時間を区切って、時間内に終わらなければ部分点狙いに切り替える
– 記述問題:先に目を通し、書けるところは早めに埋めておく
という形で、「NPVで詰まって時間を溶かす」ことだけは絶対に避けるようにしていました。事例Ⅳは大問の順番通りに解く必要はないので、自分が取れるところから埋めていく柔軟さも大事だと思います。
■おわりに
事例Ⅳを得意科目にするのは簡単ではありませんが、55点前後を安定して取ることは、優先順位をはっきりさせれば十分狙えるというのが私の実感です。
– 大問1(経営分析)は型を覚えて確実に得点源にする
– NPV・CFは完全に捨てず、部分点を積み重ねる意識で臨む
– CVPは公式の反復で得点源にする
– 記述問題を空欄にしない
– 教材は絞り込み、分からない所だけを繰り返し回す
苦手科目だからこそ、「満点を目指さない戦略」が結果的に合格に一番近い道になることもあると思います。同じように事例Ⅳに苦しんでいる方の参考に少しでもなれば嬉しいです^^
次回は、ともパパ さんの登場です。
お楽しみに!
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