6月からでも間に合う!1次試験7科目を最後まで回し切る勉強法 by やすとも

タキプロ17期の やすとも と申します。
1次試験まで残り約2か月。
6月上旬は、
「まだ2か月ある」と思う一方で、
「もう2か月しかない」
と焦りも出てくる時期だと思います。
- 7科目すべてが仕上がっていない
- 暗記科目が抜けている
- 過去問の点数が安定しない
そんな不安が出てきても、6月上旬の時点で完璧である必要はありません。
ここから大切なのは、焦って手を広げることではなく、合格点から逆算して、やることを絞ることです。
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目次
■3回1次試験を受け直して見えたこと
私は、R2・R4・R6の1次試験で、7科目一発合格を3回経験しました。
ただ、これは華やかな成功体験ではありません。
二次試験で何度も不合格になり、そのたびに1次試験から受け直した結果です。
何度も受験を続ける中で感じたのは、1次試験は7科目を同じように勉強する試験ではない、ということです。
理解に時間がかかる科目もあれば、直前期の回転数で得点につながりやすい科目もあります。
そして、知識が完璧でなくても、選択肢を絞ることで点を拾える場面もあります。
■1次試験は「満点を取る試験」ではない
まず大切なのは、1次試験を完璧主義で考えすぎないことです。
1次試験は、全科目で満点を取る試験ではありません。
足切りを避けながら、7科目全体で合格点を取りにいく試験です。
です。
もちろん、どの科目も大切です。
ただ、すべての科目を同じ深さで仕上げようとすると、時間が足りなくなります。
6月以降は、科目ごとに役割を分けて考えることが大切です。
- 得点源にしたい科目
- 安定して点を取りたい科目
- 足切りを避けたい科目
- 直前期の暗記で伸ばしたい科目
このように分けて考えると、今やるべきことが見えやすくなります。
苦手科目を好きになる必要はありません。
でも、本番で足を引っ張らない状態までは連れていく。
この感覚が、1次試験ではとても大切だと思います。
■暗記科目は直前期の回転数で伸ばす
私が特に意識していたのは、暗記科目の回転数です。
経営法務、経営情報システム、中小企業経営・中小企業政策は、暗記要素が強い科目です。
私の場合、この3科目は試験の1か月半前くらいから回転数を上げることを意識していました。
暗記科目は、早い時期から完璧に覚えようとしても、時間が経つとどうしても抜けていきます。
- 覚えたはずなのに忘れている
- 前に解けた問題を間違えた
- 似た論点が混ざってしまう
こうしたことは、直前期にはよくあります。
でも、それは自分の能力が低いからではありません。
暗記科目は、忘れることを前提に、何度も戻ってくる科目だと思っています。
- 1回で覚えきるのではなく、何度も触れる
- 何度も解く
- 何度も思い出す
その繰り返しで、本番で選べる知識に変わっていきます。
6月上旬の時点で、暗記科目が仕上がっていなくても大丈夫です。
ここから回転数を上げれば、まだ得点は伸びます。
大切なのは、暗記科目を最後まで見捨てないことです。
■スマホでスキマ時間に過去問を回す
1次試験は7科目あります。
机に向かう時間だけで、すべての科目を十分に回すのは大変です。
仕事をしながら、家事や家庭の予定もありながら勉強している方も多いと思います。
まとまった勉強時間を毎日確保するのは、簡単ではありません。
そこで私が活用していたのが、スマホです。
スマホで過去問を解けるようにして、スキマ時間に少しずつ回していました。
- 通勤時間に経営法務を数問解く
- 昼休みに経営情報システムを確認する
- 少し空いた時間に中小企業政策を回す
5分あれば1問解けます。
10分あれば、数問解いて解説まで確認できます。
この小さな積み重ねが、直前期には大きな差になります。
特に暗記科目は、長時間まとめて勉強するよりも、短い時間で何度も触れる方が記憶に残りやすいと感じていました。
「今日はまとまった時間が取れなかった」
そういう日でも、スマホで数問解ければ、ゼロではありません。
1次試験は科目数が多いからこそ、スキマ時間の使い方が大切です。
■間違い方を分解すると、次にやることが見える
過去問を回すときに、もう一つ意識していたことがあります。
それは、間違えた問題をただ「不正解」で終わらせないことです。
同じ不正解でも、原因はいくつかあります。
- そもそも知らなかった
- 覚えていたが、選択肢を見て選べなかった
- 問題文を読み違えた
- 2択まで絞ったが、最後に外した
- 時間が足りなかった
このように分けてみると、次にやることが変わります。
そもそも知らなかったのであれば、テキストやまとめ教材に戻って確認する必要があります。
覚えていたのに選べなかったのであれば、知識がまだ「使える状態」になっていないのかもしれません。
その場合は、読むだけでなく、問題を解いて思い出す練習を増やす必要があります。
問題文の読み違いであれば、知識不足ではなく、解き方や注意力の問題です。
問われていることを正しく読む練習が必要になります。
2択まで絞れていたのであれば、まったく歯が立たなかったわけではありません。
最後の判断材料を確認すれば、次は取れる可能性があります。
時間不足であれば、知識量よりも、解く順番や時間配分を見直す必要があります。
つまり、不正解は全部同じではありません。
間違えた問題は、単なる失点ではなく、次にどこを直せば点になるのかを教えてくれる材料です。
6月以降は、間違えた数に落ち込むよりも、間違い方を見てください。
そこに、点数を伸ばすヒントがあります。
■知識が完璧でなくても、選択肢は絞れる
1次試験では、知識が完璧でなくても、選択肢を絞れる場面があります。
もちろん、知識を入れることは大切です。
ただ、本番ではすべての論点を完璧に思い出せるとは限りません。
そのときに大切になるのが、選択肢を絞る力です。
- 明らかに違う選択肢を消す
- 問題文で問われていることとズレている選択肢を外す
- 「必ず」「すべて」「一切」などの強い表現に注意する
- 似た選択肢の違いを見る
こうした見方ができると、知識があいまいな問題でも、正解に近づけることがあります。
特に1次試験は多肢選択式です。
何もわからなければ勘になりますが、選択肢を1つでも2つでも消せれば、正答できる可能性は上がります。
だから、過去問を解くときは、正解・不正解だけを見るのではなく、
- なぜこの選択肢を消せたのか
- なぜ最後の2択で迷ったのか
- どの言葉に気づけば正解できたのか
- 次に同じような問題が出たら、何を見るべきか
を確認してみてください。
過去問は、知識を確認するためだけのものではありません。
本番で選択肢をどう見て、どう絞り、どう決めるかを練習するためのものでもあります。
1次試験では、最後の1点が合否を分けることもあります。
その1点を拾うためにも、選択肢を絞る力は大切です。
■6月以降は「勉強した時間」より「何をどれだけ回したか」
6月以降は、勉強時間だけを見て安心しない方がよいと思います。
もちろん、勉強時間は大切です。
でも、直前期により大切なのは、何をどれだけ回したかです。
- 過去問を何回転したか
- 間違えた問題に戻れたか
- 暗記科目に何度も触れたか
- 苦手論点を放置していないか
- 足切りリスクのある科目を確認できているか
ここを意識すると、勉強の質が変わります。
6月以降は、新しい教材にどんどん手を広げるよりも、使う教材を絞って回転数を上げる方がよいと思います。
特に暗記科目は、何度も見た論点を本番で思い出せるかどうかが大切です。
- 「覚えていない」と落ち込むより、今日もう一回触れる
- 「また間違えた」と責めるより、次に拾えるようにする
- 「不安をなくそう」とするより、不安な論点を一つずつ確認する
この積み重ねが、最後の得点につながります。
■おわりに
6月上旬の時点で、すべてが完璧である必要はありません。
過去問で点数が安定しない科目があっても、まだできます。
暗記科目が抜けていても、まだ戻せます。
苦手科目が残っていても、まだ足切りを避けるための対策はできます。
1次試験は、途中で不安になった人から落ちる試験ではありません。
不安を抱えながらでも、最後まで回し続けた人にチャンスが残る試験だと思います。
私自身、二次試験で何度も悔しい思いをしました。
それでも、1次試験を受け直すたびに意識していたのは、最後まで7科目を見捨てないことでした。
完璧でなくても大丈夫です。
不安があっても大丈夫です。
大切なのは、今日の勉強を合格点に近づく一歩に変えることです。
残り約2か月。
焦らず、でも止まらずに。
最後まで7科目を回し切って、1次試験本番まで走り切ってください。
過去に、「財務・会計」、「経済学・経済政策」、「合格体験記」の記事も書いています。
直前期の勉強や科目別対策の参考になればうれしいです。
財務・会計の記事はこちら
経済学・経済政策の記事はこちら
合格体験記の記事はこちら
次回は、サバ さんの登場です。
お楽しみに!
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