ファイナルペーパー作るべき人作らなくてもいい人 by ライズ

読者のみなさん、こんにちは。
タキプロ13期のライズと申します。今回で3回目の投稿です。

まずは、1次試験突破された方本当におめでとうございます!2次試験まであと約1か月。
まさに3連休の最中でもあり勉強もピークに差しかかっていることだと思います。

さて、今回は「ファイナルペーパー」についてです。この話題がタキプロでも続きますが試験直前なので中小企業診断士の受験生としては至極当然なのかもしれません。

え?「ファイナルペーパー」って何?ファイナルファンタジー?ファイナルフラッシュ?という方でも安心してください。私も似たような状態でした。少しでもみなさまのお役に立てる記事にしたいと思いますので是非最後までお読みください!(ちなみにファイナルフラッシュはベジータの必殺技です。知っている方とは仲良くなれそうですw)その前に下のハートボタンをポチっと押してください!


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■ファイナルペーパーとは?

私は2次試験を合計4回受けていますが「ファイナルペーパー」の存在を知ったのは実は最後の受験の直前です。Youtubeで見たのがきっかけで、今まで落ちたのは「ファイナルペーパー」がなかったからだと衝撃を受けたのを覚えております。(実際はそんなことはないですが・・・)

「ファイナルペーパー」が何かというのは9月18日投稿のににさんのブログで詳しく書かれていますので是非チェックしてみてください!

簡単にいえば、試験会場に持って行って試験の直前や休憩中に見るポイントをまとめたノートです。2次試験を初めて受験される方はイメージが湧かないかもしれませんが、1日がかりの2次試験において、事例の間、間の30分程度の休みって微妙な時間なんですよね。参考書をがっつり持っていくほど覚える時間もないし、ぼーっとしてるには長いし・・・。

ただ、この隙間の時間に何を頭に入れるべきかをはっきりしている人は合格に近いです。その意味で、「ファイナルペーパー」が中小企業診断士試験において大切だと言われているのはとても納得できます。

やっぱり「ファイナルペーパー」は大切なんだね・・・という話になりそうですが、私は必ずしも全員が「ファイナルペーパー」を作る必要はないのではとも思っています。試験の間に見るものとしては、参考書に付随されている重点ポイントをまとめたシートで対応することもできます。(例えばtbcの参考書の巻末についている抽象化ブロックシートなど)。

では、次に私が考える「ファイナルペーパー」を作った方が良いひと・そうでない人について述べたいと思います。

■ファイナルペーパーを作った方が良いひと・そうでない人

勘違いしてほしくないのは、「ファイナルペーパー」は作る時間があるなら全員作った方が良いです。しかし、あえて私は作った方が良い人・そうでない人に分けてみました。

① ファイナルペーパーを作った方が良い人・・・2次試験直行組

 中小企業診断士には2次試験のみを受験する人達がいます。前年度1次試験を突破した人達ですね。私は受験1年目にして1次試験突破、2次試験もオールBという成績で、来年は2次試験のみ勉強するのだから2年目で合格できるだろうと油断していました。しかし、ここに落とし穴があります。

2次試験直行組であった私は、2年目の期間は事例練習ばかりをやっていたのですが、そうなると基礎知識があやふやになることがあります。

 〇「職務充実」と「職務拡大」の違いってなんだったっけ

 〇「インターナルマーケティング」と「インタラクティブマーケティング」の関係ってどうだったっけ

 〇 PPMの4つ「花型」「金のなる木」「負け犬」とあと1つなんだったっけ

といったにわか信じられないような記憶の欠如もあります。1次試験からの受験組と比べてどうしても知識面で少し錆びついてしまっているのが2次試験直行組ですが、メリットは時間があるということです。

「ファイナルペーパー」を自分で作るメリットは、「試験直前に最終チェックができる」ほかに「自分の知識を再整理する」「自分の弱点を把握する」といったものがあります。まさにこのメリットが2次試験直結組のデメリットを補うと考えています。是非ご自身オリジナルの「ファイナルペーパー」を作成し、自分の頭を再整理してみてください。

ファイナルペーパーを作らなくてもいい人・・・未着手の事例が残っている

 私は、診断士試験の受験1年目はとにかく8月までは1次試験の突破に集中していました。その間も2次試験の教材や模擬テスト等が送られてきましたが、とてもじゃないけど手はつけられません。1次試験が終わってから2次試験の過去問や教材を慌てて掘り起こした記憶があります。

 その場合、試験日1週間前になってもまだ未着手の事例が残っている場合も少なくありません。2次試験の場合、過去問を繰り返し解くのももちろん大切ですが、やはり未着手の問題ほど貴重なものはありません。ケースをこなすために、少し時間を短縮して解いたり答えをすぐ見てしまったりすることもあるでしょう。しかし、それほど勿体ないことはありません。よく模擬試験の会場受験を薦める方が多いですが、それは当日の時間配分どおりに新しいケースと向き合う貴重な時間だからです。まだ未着手のケースが残っている方は、「ファイナルペーパー」については「中小企業診断士2次試験合格者の頭の中にあった全知識」等で対応し、試験の直前までそのケースと1つ1つ丁寧に向き合うことをお勧めします。

■私のファイナルペーパー

 私が合格した昨年の2次試験の間に見ていたおまじないのようなメモをお伝えします。

  〇 質問を正確に読め!何度も読め。

 これが私の「ファイナルペーパー」でしょうか(笑)もちろん他にも事例別の重要ポイントを取りまとめたものも見ていましたが。とにかく私は質問を正確に把握しなかったという失敗を何度もしてきました。「2代目社長のことを聞かれていたのに3代目社長の時代のことを書いてしまった。」「最大の理由と書いてあるのに何個も理由を書いてしまった。」などです。どんなに勉強しても正確な知識を身に着けていても質問どおりに答えていなければ合格はできません。「ファイナルペーパー」というと固い気もしますが、是非単なるメモだと思って自分がよくやってしまったミスや注意点などを書いてみてもいいですね。

■おわりに

いかがでしたでしょうか。私自身、「ファイナルペーパー」をしっかりと作っていなかったので自分のサンプルを提示できずにすいません。私が一番伝えたいのは、「ファイナルペーパー」を作っていなくても焦らなくて全然大丈夫です。必要ないと思えば最後まで作らなくても問題ありません。ただ、自分の知識で弱い部分、ミスを良くしてしまう部分などは是非1度整理してみることをおすすめします。あと1か月、体調に気を付けて悔いのない時間を過ごしてください。みなさまの合格を心から応援しております!


次回はまぁしいさんの登場です。
お楽しみに!

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