〔3人子持ちの合格道〕診断士資格=パスポート+触媒 byやまけん

あれからもう1年・・・!?  本業・家庭・診断士の並立がモットーのやまけんです。

〔過去記事〕
自己紹介と家族協力の大切さについて → こちら
子持ち勉強法①「耳で受かんだよ」+経営情報システムは暗記ではない。 → こちら
子持ち勉強法②「一次直前、一カ月追い込み」+オプション取引グラフ即時判定法 → こちら
経営法務 会社の機関はイメージとともに覚える → こちら
1次試験当日 受かるためにやるべき8つのこと → こちら ※タキメン一同協力の特別投稿
筆記用具で解答スピードを上げる → こちら
事例Ⅰ C判定→71点 苦手を得点源化する勉強法 → こちら
事例Ⅱ 「誰に」で事故るな → こちら
合格「後」に絶対気を付けるべき2つのこと → こちら
「その答えはコンサルタント失格ですね」でも口述は受かる → こちら

いよいよ、最後の投稿となりました。

私から最後に伝えたいラストメッセージは、診断士資格は素晴らしい。でも、その特徴は理解しておこう!!ということです。

中小企業診断士の資格は、人生変えられます。大げさではなく。
私はこの1年間で、過去の生活の延長では絶対に出会えない人・経験に多数巡り合いました。今もキャパシティ調整を行っているだけで、まだまだやりたいことがたくさんあります。こんな劇的な変化は、会社生活の中で、なかなか望めるものではありません。

重要なのは、人生が「変わる」わけではない。「変えられる」という主体的な表現を使っていることです。

とにかく動かないと錆びつく資格

診断士の資格は、取ってから特に動かないでいると、驚くほど何も生活が変わりません。

そして、半年もすれば錆びついていきます。

錆びてしまうと、活動を再開するのは難儀です。気持ちが重たく、モチベーションが上がりません。足も動きません。企業内診断士の中で、休止申請を出す方が多いのは、こういった事情によるのだと思います。

ところがその一方で、それまでの延長では絶対に出会えなかったような方々と出会い、縁あってお仕事をいただき、転機という表現がぴったりな生活を送っている方も数多くいます。大手の企業から独立される方も数多くいらっしゃいます。私も、そこまで劇的ではないですが、後者の側です。

取得した時、みんな、後者の側に入りたいに決まっている。しかし、なぜか実態としては、このような差異が発生しています。
なぜか? その理由は、中小企業診断士資格の特徴にあります。

診断士資格とは何なのか

新人の私が感じる中小企業診断士という資格の効果は、①パスポートであり、②触媒です。

①パスポートというのは、会えそうもない人、関われそうもない団体、できそうもない活動を、軒並みアクセス可能にする効果があるというものです。「書く」仕事として憧れの人に会いに行くことも可能ですし、いち会社員が入るには敷居が高い集まりも「中小企業診断士」という肩書が道を開いてくれます。公的機関とも、関わろうと思えば色濃く関われます。第一、診断士仲間と関わること自体が、多種多様なバックグラウンドを持った人たちとの交流であり、関わっていて非常に面白いです。

②触媒というのは、化学変化を促進するように、自分が行いたい活動を側面から活性化させる効果があるということです。例えば、経営企画部門や営業部門のベテランの方が、その分野について相当のノウハウをお持ちだったとします。では、その方々が、ご自身のノウハウを活かしてセミナーや講演を行いたいと思っても、なかなかチャネルが開かれておらず、実現が難しいのではないでしょうか。ところが、診断士資格があれば、それができる。ジャンルによっては、ブロガーにもyoutuberにもなれてしまう。「中小企業診断士」という肩書が自分のやりたい活動を側面支援してくれるのです

この2つの効果は、自分が動くことで、初めて発揮されます。つまり、保有者本人の能動性があって初めて活きる資格が、診断士なのです。このあたりが、うまく活かす場を見つけられず、休止に至る方が多い所以かなと、私は理解しています。

次は診断士同士でお会いしましょう

受験生の皆さん、中小企業診断士資格というパスポート・触媒を手に入れたら、何に使いますか?

私が診断士資格を志したのは、正直、勢いでした。その時は、受かることしか考えていませんでした。合格するまでは、それでよいと思います。

しかし、たまに試験勉強でつらくなる時があれば、その先にある広い世界を思い浮かべてみて下さい。

このややマニアックな資格を選ぶことについて、周りから疑問を呈されることもありました。そもそも資格の名前を言っても、理解してもらえないこともしばしば。ネガティブな報道がなされた時もありました。

気にすることはありません。皆さん、褒められたくて診断士資格を目指すのでしょうか? おそらく、そういった方はほとんどいないのではないかと思います。この資格を取ったからといって、家族や友人から「すごいね!!!」と手放しに驚き、称賛される例はまれだと思います。

それでもいい。挑戦するだけの価値は絶対あります。断言できます。

信じて進み続けて下さい。応援しています。

また、合格者の皆さん、これから忙しくなりますが、頑張ってください! 願わくば同じ診断士として、可能であればタキメンとして、お会いできることを願っています。

 

1年間、拙い文章にお付き合いいただき、誠にありがとうございました。読者の皆様に、心より感謝いたします。

また、タキプロを1年間支え続けてくれたタキメンの仲間にも、深く感謝いたします。この1年間で得た皆さんとの人的ネットワークは、宝物です。これからもよろしくお願い致します。

 

明日はTatchyさんから、ラストメッセージをお届けします。お楽しみに!

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