関東人なのに東京で実務補習を受けられなかった話 byおりぜー

皆様こんにちは。9回目の登場となりました、タキプロ12期の「おりぜー」と申します。

2次試験(筆記)の合格発表まで残り5日ですね。皆様のこの1年間の努力が報われることを本当に心から祈っています!
さて今回のテーマは少し気が早いかもしれませんが「実務補習」についてです。2次の口述を突破し皆様が診断士登録のために乗り越えなければいけない最後の山場です。

登録に必要なポイントを獲得する方法は実務補習のほかにもいくつか方法はありますが、実務補習の場合、「診断協会から用意して頂ける診断フォーマットを活用出来る」、「自分で実務従事の実施機関を探す手間を省くことが出来る」、「ネット上の情報が多く実施内容のイメージをしやすくなる」等のメリットがありますので、1度は実務補習を経験してみるのが良いかと思います。
そして、タイトルの通り私は関東住みでありながら東京地区での受講が叶わなかったという珍しいタイプの人間でした。しかしその分面白い経験が出来たので、今回はその話をしたいと思います。

・1回目のブログ(自己紹介、1次企業経営理論、SWOT分析のお話)はこちら
・2回目のブログ(2次事例Ⅰ、「構文」、ファイナルペーパーのお話)はこちら
・3回目のブログ(合格体験記)はこちら
・4回目のブログ(2次事例Ⅳ、基本原理の理解とポイントを確実に抑えるお話)はこちら
・5回目のブログ(おりぜーの経済学教室~弾力性とは?~)はこちら
・6回目のブログ(1次運営管理、設備総合効率のお話)はこちら
・7回目のブログ(おりぜーの経済学教室~IS-LMって結局何なの?①~)はこちら
・8回目のブログ(おりぜーの経済学教室~IS-LMって結局何なの?②~)はこちら

■東京での受講が叶わなかった経緯

実務補習を受けるためには、基本的には中小企業診断協会のホームページから申込を行うことになります。そしてコース日程(5日間or15日間)と受講地区を選ぶのですが、注意して頂きたいのが大都市圏の5日間コースは瞬時に埋まるということです。

私の年は申込開始日のお昼過ぎにはもう三大都市圏が全て埋まっているという事態に陥っており、普段の業務を終えて私物のPCを開いた時には既にもう地方都市しか枠がないという状態になっていました。次の募集で東京枠に再挑戦するということを考えましたが、次もまた確実に申し込める保障がなかったため、悩んだ末に仙台で5日間コースを受講することにし、残りは7月実施分と民間の実務従事でカバーすることにしました。
これだけであれば割とよくある話なのですが、次の7月実施分の申込はもっと激戦で、仙台枠でさえも一瞬で埋まってしまったため、なんと広島で受講することになったのです(笑) そのため交通費は非常に高くついてしまいましたが、振り返ってみれば良い経験が出来たと思います。

■2つの協会を受講して良かったこと

中小企業診断協会のホームページをよく見ると、実施地区により問い合わせ先の団体が微妙に異なることがわかります。例えば仙台地区は一般社団法人宮城県中小企業診断協会が、広島地区は一般社団法人広島県中小企業診断協会が実務補習の運営を行っております。このため、大まかなスケジュール感は全国共通なのですが、具体的なコンテンツが地区によって結構変わることには驚かされました。

まず、貰えるフォーマットが地区によって微妙に違います。仙台では業種別の分析フォーマットをエクセルで貰いましたが、広島では全業種共通の課題抽出、提言整理のためのフォーマットをワードで貰いました。複数のフォーマットを使えるようになることで今後の診断の幅が広がったというのは一つのメリットだと感じています。
そして、実習の進め方も地区によって異なると感じました。仙台では補習当日まで役割決めは行わず、診断先へのヒアリングの際には担当分野に捉われずに気になる点をざっくばらんに質問していくという形式でした。また、議論の進行は班長が基本的に行い、指導員は適宜アドバイスを挟んでいくという感じでした。一方で広島では実習が始まる前に指導員の方で役割分担を割り振り、事前に用意した分担ごとのリストを基にヒアリングを行っていくという形式を取っておりました。また、議論の進行も診断員が行い、指導員も含めて全員で課題抽出や提案を考えていくというスタイルを取っておりました。
15日間コースで一人の先生からみっちり教わることも有意義だとは思いますが、様々な先生の考え方や議論の進行スタイルに触れられ、幅広い経験が出来るというのは、2つの協会を経験する醍醐味なのかなと思います。
また全く知らない土地の外部環境を考える際に、土地勘がない分人口動態や消費傾向等をRESASなどのオープンデータを活用して調べ上げることが必要になるため、数値や客観的なデータで論理的に物事を考える訓練になります。 さらに自分がこれまで暮らしてきた環境とは異なるところに身を置くため、自分の中の固定観念を取り払うきっかけになります。IT活用の浸透具合は東京と地方でだいぶ異なっていますし、物事に対する価値観や気質なども地方ごとによっても異なることがわかりました。様々な地域の傾向を勉強できるというのがやはり他地域の協会の実務補習を経験する魅力ではないでしょうか。

■おわりに

実務補習は、経営コンサルティングの実務を経験し、課題発見から提言までの一連の流れを学ぶことが出来るプログラムです。そして様々な分野の優秀な方と綿密に議論を重ね、自分の診断士力をブラッシュアップさせる貴重な機会です。
自分の住んでいるエリアで受講できるのが理想ですが、出来なくとも受講を諦めるよりかは、積極的に他地区へ出向いてみることを強くお勧めします!(感染対策は徹底的にすることをお忘れなく!!)

次回はかわけんさんの登場です。
お楽しみに!

最後まで読んでいただき、ありがとうございます!
↓下のボタンを押して、読んだよ! と合図していただけると、とっても嬉しいです。
(診断士関連ブログの人気ランキングサイトが表示されます[クリックしても個人は特定されません])

にほんブログ村 資格ブログ 中小企業診断士試験へ

にほんブログ村

皆様の応援がタキプロの原動力となります。
ぽちっと押して、応援お願いします♪

Follow me!

関東人なのに東京で実務補習を受けられなかった話 byおりぜー” に対して2件のコメントがあります。

  1. まこはや より:

    よその地域の実務補習を受けることのメリットを初めて知りました。とても参考になりました。ありがとうございます。

    1. コメントありがとうございました(返信が遅れてもうしわけございません)。
      実務補習は限られた回数(最大3回)しかできないので、他の地域を受けてみるのも一興ですね。視野が広がると思います。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です