社会人1年目の合格体験記 byうに

読者のみなさん、こんにちは。
タキプロ14期のうにと申します。

今回は合格体験記ということで、受験期時代を期間で分け、その当時私がどのような学習をしていたのか、どのようなモチベーションだったか等をご紹介しようと思います。

タイトルにもありますが、社会人1年目のときに試験を受け、受験期の半分くらいは学生でした。同じような世代の、特に学生の受験生の方には共感いただける内容も多くあるかと思うので、ぜひ覗いていってみてください。

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■はじめに

まずは、簡単な自己紹介です。

年齢:23歳
職種:システムエンジニア
学生時代の学部:経営学部・会計コース
受験歴:1次1回、2次1回
勉強方法:独学
勉強時間:1次 600時間、 2次 200時間
性格:面倒くさがり

この試験学習における私のテーマは、
・学生でお金がないためできるだけ費用をかけず!
・学生のうちの講義内容を忘れないうちに!
・社会人になってから、働きながらの学習は絶対できないためなるべく早く取得!

というものでした。

以降のブロックでは、
①診断士とは?期
②だらだら学習期
③時間に余裕あるから詰め込もう期
④就職してバタバタしてるけどラストスパート期
の4つのパートに分けてその時の頑張り度や、モチベーション、学習方法を紹介していきます。

先ほどのテーマは常に意識していたので、念頭に置きながら以降のブロックを読んでいただけるとその時のモチベーションがより伝わるかなと思います。

■①診断士とは?期

期間:大学2年生の秋~大学3年生の春
頑張り度:10%

この期は、中小企業診断士を知ってから、勉強を始めるまでの期間です。

大学在学中に何か資格を取っておきたいなと漠然と思っており、何気なく「経営 資格」などと検索して、この資格の存在を知ったのが始まりでした。

ほかにも色々な資格がありましたが、その中でも難易度が高く、大学の講義と内容が被っているものということでこの資格を勉強しようと決意しました。

ただ決意したと言っても、サークルやゼミ活動が忙しくなかなか勉強を始められずに半年が過ぎます。面倒くさがりという性格や、資格に対して特にモチベーションになる要素がなかったので優先順位が低かったのだなと、今になって思います。(なんならその半年の期間はほとんど存在を忘れていました)

そんな中何気なく入った本屋さんで中小企業診断士の参考書が目に入ります。そういえばこんな資格を取ろうと思っていたな、、と思い出し、とりあえず初学者向けの参考書をその場で購入しました。
買ったのは「みんなが欲しかった! 中小企業診断士 合格へのはじめの一歩」です。

ここから試験に向けた学習がゆっくりとスタートします。

■②だらだら学習期

期間:大学3年生夏~大学4年生春
頑張り度:30%

世間ではコロナが流行し始めた時期ですね、、学生生活でも就活がスタートしたりなど意外とバタバタしていました。

肝心の試験学習ですが、この期間は学習していたと言えるのか?と思うくらいだらだらやっていましたね。月に1回くらい、時間のあるときに「はじめの一歩」を持ってカフェへ行き、ノートにまとめるでもなくなんとなく中身を読む、、というくらいの勉強量です。当然ほとんど身になっていません。

なぜだらだらやってしまっていたかを振り返ってみると、情報収集が不十分で、学習計画を立てていなかったことが原因だったなと思います。
・試験の全体像は?
・どのくらいの学習時間が必要なのか?
・自分の得意科目・苦手科目は何か?
・資格合格した後は何をするのか?
などがほとんど分かっていませんでした。そりゃあモチベ―ションもなくだらだらなんとなく学習することになりますね。

そして大学4年生になり就活が終わりに差し掛かってきたころ、単位もほとんど取り終えていて講義もゼミだけ、、という状態になってからようやくこの試験とちゃんと向き合います。
ここから、本格的に腰を据えて学習が始まります。

■③時間に余裕あるから詰め込もう期

期間:大学4年生夏~就職前
頑張り度:70%

この期間は講義がなかったのもそうですが、コロナ禍で思うように遊びにも行けなかったためとにかく時間が有り余っていました。
この期間を無駄にしてはだめだと思い、ついに学習計画を立て始めます。

学習計画の立て方ですが、1年後の受験を見据えて、以下のように進めました。
①大学の講義と被っているところを細かく洗い出し、時間をかける科目、かけなくても大丈夫そうな科目を決める
②試験までの期間をインプット期間(参考書での学習)とアウトプット期間(過去問での学習)に分ける(インプット期間7カ月、アウトプット期間5カ月)
③インプット期間で学習する科目の順番・期間を決める
(私の場合は、企業経営→経済→財務→運営管理→法務 と決めました)
※情報システムはIT企業に就職が決まっていて、新人研修で同じような内容を学習するようだったのであえてインプット期間には含めませんでした。
※政策は暗記の要素が強いと思い、インプットも直前にすることにしました。

学習計画を立てると自ずとモチベーションも上がってきますね。
また、大学での学習内容に最も近い企業経営から学習を始めたことで、するする学習が進み、「行けるかも」と自分を錯覚させてエンジンをかけていきました。

・学習計画を細かく立てる
・自分の得意分野から学習を始める

この2つは学習のモチベーションを上げるヒントになるかもしれません。

インプット期間に使っていた参考書は、「みんなが欲しかった! 中小企業診断士の教科書(上)、(下)」です。
最低限の試験内容が網羅されていて、お金をできるだけかけたくなかった私にとっては大変コスパが良かったです。
また、家では集中できず外で学習することが多かったため、サイズが小さいのもありがたいポイントの一つです。

以上のように、就職するまでは時間をかけてインプットをしていました。
就職後に、怒涛のアウトプット期が始まります。。

■④就職してバタバタしてるけどラストスパート期

期間:就職後~試験
頑張り度:95%

就職前のインプット期を終え、ついにアウトプット期です。
ひたすらに過去問を解いていました。

過去問を解くのに使っていたのは、「過去問ドットコム」(https://kakomonn.com/)というサイトです。
完全無料で過去7年分くらいの過去問を解くことができます。

これを通勤時間や仕事のお昼休み等隙間時間にひたすらやっていました。
個人の感覚ですが、やはりアウトプットは数をこなすことが大事だと思います。繰り返すうちに何を問いたい問題なのか、どのように考えればよいのかなどの感覚がつかめてきて、正答率も上がっていくのが楽しいと思う瞬間もありました。これがいわゆる過去問ズハイですね、、

就職後でバタバタはしていましたが、その前にほとんどインプットは終えていたため学習自体しやすかったなと思います。

飽きたりしそうになることもありましたが、時にはモチベーションの低さとかを考えず無心で取り組み、前日まで流れ作業のように過去問を解いていましたね。このまま何とか1次試験までを走り切りました。

■おわりに

私が診断士試験を知ってから1次試験までのモチベーション、勉強方法を紹介しました。

学生の方は、大学受験や講義などで勉強の癖がある程度ついていることが強みの一つだと思います。
鉄は熱いうちに打てと言うので、その熱意のまま試験と向き合いましょう。

もうすぐ1次試験ですね。
私の体験記が受験生の方々のモチベーション維持の一助になれば幸いです。


次回はえみたさんの登場です。お楽しみに!

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