【お土産付】ファイナルペーパーの作り方 by うじょん

1次試験に向けて頑張っている受験生のみなさん、もう少しです。ラストスパートがんばってください!もしよろしければ簡単なファイナルペーパーをつくって試験当日の安心のお守りにしませんか?

2次試験に向けて頑張っている受験生のみなさん、ぜひ、いまのうちから2次試験向けのファイナルペーパーを作り出してカスタマイズしていくことをおすすめします。

今日は、まずファイナルペーパーの概要と作るメリットを記載します。

そして、最後に私のおすすめする作り方と具体例について記載したいと思います。どうぞ最後までお読みいただけるとうれしいです。

あらためまして読者のみなさん、こんにちは。

タキプロ14期の”うじょん”と申します。今回は私の3回目の記事になります。

1回目の記事は、プロフィールと事例Ⅳについて記載しています。こちらをご覧ください。

2回目の記事は2次試験(事例Ⅰ)学習の大切なポイントを記載しています。

ポイントはすべて2次試験(事例Ⅰ)の私のファイナルペーパーから抜きだして記載しました。

具体的な事例Ⅰのファイナルペーパーをご覧になりたい方はこちらをご覧ください。

■ファイナルペーパーって何?

中小企業診断士試験の独特の言葉かもしれませんが『ファイナルペーパー』って最初はいったい何のことだろう?と不思議でした。ネットで情報を調べていると、非常にたくさんのファイナルペーパーを見つけることができました。内容を確認するとそれぞれオリジナルのファイナルペーパーがたくさんあり、何のために作るのか?どのように作っていくのか?最初は理解できませんでした。受験を通じて私も作成してみて、「作ってよかった」と思いましたので今日はファイナルペーパーについて熱く書きたいと思います。

まず、ファイナルペーパーの定義はいろいろと解釈があるかと思いますが、私が考える『ファイナルペーパー』は試験に臨む際の自分へのメッセージ、受験勉強中に何度も間違えた内容を試験で間違えないようにするための備忘録、そして、学習の特に学んだ大切な情報を整理して試験前に最後に確認したい重要な項目をまとめたもの(だから、ファイナルペーパーと呼ぶんだと思いますが、、、)だと考えています。

1次試験よりも2次試験向けに作られる方が多いと思います。

私も2次試験向けに作成しましたが1次試験向けには作成しませんでした。

1次試験向けにもファイナルペーパーがあるととても安心ができると思います。

そこで今回は1次試験でも2次試験でも共通的に通じるファイナルペーパーの内容を書きたいと思います。

■ファイナルペーパー作成のメリット3選

作成するメリットは大きく3つあると考えています。

ファイナルペーパー作成メリット3選

①とにかく試験当日のメンタル安定剤になる

②試験で絶対にケアレスミスをしないための備忘になる

③直前期に重要な項目を効率的に学習するためのまとめ集になる

① とにかく試験当日のメンタル安定剤になる

私はファイナルペーパーを2次試験の試験当日に紙で印刷をして試験会場に持っていきました。

どのファイナルペーパーにもまず最初に「心構え」を記載しました。

この心構えを読むことで自分に自信を与え、最後まであきらめずに試験に臨めました。

診断士の試験は普段もっている力を試験当日に発揮するために、知識も大切、メンタル面の安定も大切、体調管理も大切です。

心技体を整えて大会に臨む武道によく似ていますね。ぜひメンタル安定のためにファイナルペーパーを活用ください。

私は2次試験を3回受験しています。

1回目と2回目はファイナルペーパーを作成していませんでした。

3回目に初めてファイナルペーパーを作成して合格しました。

直接的には関係ないかもしれませんが、自分では当日のファイナルペーパーのおかげかな?とお守りの力を信じていたりしています。

② 試験で絶対にケアレスミスをしないための備忘になる

普段の受験勉強中に、ケアレスミスや同じ間違いってしませんか?

受験勉強中はミスしても問題ないと私は思いますが、試験当日に同じミスをしたら後悔しますよね。

試験問題は過去問とまったく同じであることはほぼ無いため、問われ方が異なると同じようなミスをしてしまう可能性があります。同じミスを繰り返さないため試験直前にも忘れないように念のため自分のしそうなミスをあえて記載します。そして絶対にそのようなミスをしないように正しい解き方も記載します。

③ 直前期に重要な項目を効率的に学習するためのまとめ集になる

ファイナルペーパーには、有名な各事例のフレームワーク集をまとめました。

事例Ⅰの場合、「さちのひもけぶかいねこ」、事例Ⅱの場合、「だなどこ」、事例Ⅲの場合、「QCD」などです。もちろんしっかり暗記していますが、暗記していてもやはり重要なフレームワークは最後に見直しておきたいという安心材料を求めていたのかもしれません。直前に見ておくことことで自信につながりますよ。

また、効率的な学習としてある項目のメリットとデメリットを箇条書きでまとめた「メリデメ集」も直前に見るととても便利です。メリデメ集のほかに「連想キーワード」も情報収集しておくととても便利です。中小企業診断士試験の特に2次試験は時間との勝負なので、その場で新しく知識を活用して応用問題を解くという余裕はありません。問題の主旨にあった解答キーワードを与件文の流れやキーワードとうまく組み合わせながら解答を書く必要があります。そのための連想キーワード集をまとめました。詳細は具体例でご紹介しますね。

■ファイナルペーパーの作り方

私の個人的なファイナルペーパーの作り方のコツを記載します。

ファイナルペーパーの作り方のコツ

①まずパクる

②基本構成を考える

③自分なりに味付けをする

①まずパクる。

ファイナルペーパーを作成するときにゼロから作ることも可能ですが、私の場合は合格者のファイナルペーパーをいろいろとネットで探して、私が考える構成に近く、内容が共感できるファイナルペーパーをコピーさせてもらいました。

時間の短縮になりますし、あとで変えればよいのでまずは、よさそうなファイナルペーパーをいくつかコピーして良いところどりをしてみてはいかがでしょうか?

②基本構成を考える

ファイナルペーパーの原案をベースに自分なりの基本構成を考えます。

<私のファイナルペーパーの構成例>

1.心構え:自分への試験に臨む姿勢、メンタルを安定させる言葉を記載

2.解き方の手順:2次試験での自分なりの解法パターンを記載

この手順は大切です。試験当日は緊張していますが、どんな難問やいつもと違うパターンの問題がきてもいつも通りの解き方で冷静に対処できるようにしてください。

3.各事例の特徴と攻略法:各事例で大切だと思うことやミスしたことと対処法などについて記載します。

4.メリデメ集や連想キーワード集など解答パターン集:1次試験の知識の復習やキーワードから回答を連想できるような用語集を記載しました。

③自分なりに味付けする。

パクって、基本構成をアレンジして、最後に自分なりの言葉にしてカスタマイズしていきます。

ファイナルペーパーは自分なりの学習経験やミスの対処法、自分へのメッセージを記載することで、メンタル安定剤になっていきます。味付け期間を考慮して、試験日の1か月前くらいから準備して少しずつ完成させていくようにすることをおススメします。

参考までに、ファイナルペーパーのボリュームの目安について、私は20分くらいで読めるものがベストだと思います。理由は試験間の休憩時間からトイレ休憩を除いた時間で読み切りたかったためです。A4ワードで表裏4~5枚程度のものを印刷して試験当日に紙で準備しました。データとしてスマートフォンに入れて持ち運んでもOKです。私はメモを書いて直前まで味付けをしたりしていましたので、紙で印刷をしてもっていきました。

■ファイナルペーパーに記載の具体例(お土産)

ここでは私のファイナルペーパー(2次試験事例Ⅰ~事例Ⅲ)を参考に添付しますのでぜひパクっていただき参考にしていただければと思います。

■おわりに

最後までお読みいただきましてどうもありがとうございます。

今回は「ファイナルペーパー」について概要と作成するメリット、作り方のコツ、私の具体的なファイナルペーパー例をご紹介しました。1次試験でもぜひファイナルペーパーを作成してみてください。心構えや解き方の手順、特に重要な知識はまとめておくことでメンタル安定剤になるはずです。それでは1人でも多くの方が1次試験の突破、そして、2次試験合格することを祈っております。


次回はうにさんの登場です。
お楽しみに!

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