行き当たりばったりな合格体験記byイマニン

読者のみなさんこんにちわ。タキプロ14期の イマニン と申します。5回目のブログとなります。過去の記事は以下の通りです。

【経営法務】過去問回して効率的に勉強し、煮詰まったらまとめ表でスッキリ整理 byイマニン
素人による経営情報システム合格点獲得への道 byイマニン
1次試験当日を無事に迎えるためにbyイマニン
中小企業経営・中小企業政策をなぜ学ぶのかbyイマニン

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■はじめに

これから受験に臨まれる方が万全の準備を行っていただけるよう、行き当たりばったりな私の経験を反面教師として活かしていただければ幸いです。どうぞお気軽にご一読ください。

■受験を志した経緯

地方銀行員として日々中小企業の経営者と向き合う職業柄、中小企業診断士には長年関心を抱いていました。しかし、難関資格で自分には無理だと思い、挑戦には至りませんでした。

しかし、50歳を前に将来のセカンドキャリアを意識する中、従来以上に中小企業診断士が気になっていました。

そんな2年前の11月、上司との面談でのやりとりをきっかけに中小企業診断士の受験を決意することになりました。

上司「イマニンさん、自己啓発について何か考えていることはあるの?」
私 「実は中小企業診断士が気になっていまして・・」
上司「そうなんや。受験に支障はあるの?」
私 「・・特にはないですが・・」
上司「そしたら受けたらええやん」
私 「承知しました・・」

反射的に中小企業診断士への挑戦をコミットしてしまったことを後悔しつつ、具体的なアクションを起こさぬまま年を越してしまいました。

正月休みの間に「このまま何もせずにお茶を濁すのもマズいな」と思うに至り、ようやく学習方法についてネット検索を開始。手軽さとコスパの面からスタディングを勉強のお供に決め、受験勉強を開始する腹を括りました。

■1次試験

通勤電車内を中心に、1日1.5時間程度スマホで講義動画を視聴し問題演習を繰り返しました。このサイクルを3回程度繰り返したのちに、問題演習を集中的に行いました。

1次試験直前の7月には直前対策講座を利用して重要事項の復習と、記憶から欠落していた知識の再整理を行いました。

試験本番は自信をもって解答できない問題も少なからずあったものの、勘も多少含めながら全問解答しました。

自己採点の結果は経済学68点、財務72点、企業経営理論60点、運営管理61点、経営法務76点、経営情報システム60点、中小企業経営・政策76点の計473点でした。

■2次試験

1次試験終了後、2次試験対策もスタディングの教材で着手しましたが、解答要素を抽出する段階で躓いてしまいました。

そのため、2次試験学習法についてネットで情報収集をし、その時初めて「ふぞろい」「全知全ノウ」という参考書があることを知り、あわてて買い求めました。

参考書を入手後、通勤電車の中で「全知識」を通読し、自宅では「ふぞろい流」を意識しながら過去問演習を繰り返しました。

9月半ばにはクレアールの模試を受験しましたが、結果は事例Ⅰ:13点、事例Ⅱ:40点、事例Ⅲ:43点、事例Ⅳ:45点、合計:146点にとどまりました。しかし、平均点:143.1点、順位130位/319名であったため、悲観せず走り切ろうと決意を新たにしました。

なお、事例Ⅳ対策では「事例Ⅳの全知識&全ノウハウ」を使用していましたが、本番までに1周することもできず、不安を残したまま本番に臨むことになりました。

試験本番では、事例Ⅰと事例Ⅲは感触がよく事例Ⅱはいまひとつの出来栄えだと感じていました。事例Ⅳは、問題を開封し一通り目を通した際、「問題が理解できない状態」になってしまいましたが、会場全体が一瞬静まりかえったような気がしたことから「多分これはみんな相当戸惑っているはず」と気を取り直し、出来そうな問題を探し、第1問→第4問→第2問→第3問の順で解答することにしました。

結果的に第3問は設問2、設問3には全く手を付けることができませんでした。

■2次試験終了後

事例Ⅳで空白を2か所つくってしまったことから、足切りによる不合格を確信しました。しかし、2次試験対策が十分とは言えない中、頑張れた手ごたえはあったことから再挑戦を決意しました。

試験の翌日から2次試験への関連性がある1次試験科目を復習したり、対策が中途半端だった事例Ⅳの問題集を解いたりしていました。

LECの有料判定サービスを利用した結果、事例Ⅰ:50点、事例Ⅱ:42点、事例Ⅲ:59点、事例Ⅳ:43点、合計194点と、2次試験本番の際の手ごたえに近いものでした。

上記の判定結果を見ていたことから、合格発表で自分の受験番号を見つけた際には、喜びとともに非常に驚きました。

なお、2次試験の得点は、事例Ⅰ:54点、事例Ⅱ:68点、事例Ⅲ:50点、事例Ⅳ:74点の合計246点で、試験中の手ごたえや有料判定サービスでの傾向とは逆の結果となりました。

■口述試験

2次試験不合格を確信していたため口述試験のことは全く考えていませんでしたが、合格発表直前のある日、ふと「万が一受かっていたら、口述試験のこと何もしらないのはまずいな」と思い調べたところ、口述試験では「2次試験の事例企業4社のうち2社について口頭で質問される」と初めて認識しました。

A社からD社のことは記憶の彼方に行きそうになっていたため、合格発表前あわてて試験問題を読み直すとともに参考になる資料がないか探し始めました。その結果、TAC、LEC、AACの口述試験対策問題集を入手することができました。

また、受験生支援団体なるものが存在し、かかる団体によって口述試験対策セミナーが開催されることを知り、2次試験対策で利用したふぞろいのセミナーに参加し疑似的に口述試験を体感させていただくことができました。

口述試験本番では2人の試験官との問答に無事対応することができ、無事合格することができました。

■おわりに

改めて受験勉強を振り返ってみると、1つクリアして初めて次のステップのことを考える行き当たりばったりな状態であったと改めて感じました。これから受験される方はタキプロなども活用しながらなるべく早く情報収集を開始し、自分にあった学習方法を見つけてください。

次回は、かさゐ さんの登場です。 

お楽しみに! 

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