自分に合った勉強方法を見つけて試験を攻略! by かやの

読者の皆さん、こんにちは。
タキプロ14期のかやのと申します。
9月に続いて、5回目のブログ投稿になります。

今回のテーマは、合格体験記です。気軽に読んでいただければと思います。

■はじめに(自己紹介)

どういう人間の合格体験記なのかを知ってもらうため、改めて自己紹介からさせていただきます。

  • 名前:かやの
  • 年代/性別:30代/男性
  • 職種:製造業の研究開発職
  • 受験歴:1次 1回、2次 1回
  • 勉強方法:1次 独学、2次 独学
  • 勉強時間:1次 120時間、2次 100時間
  • 得意科目:1次 運営管理、2次 事例Ⅲ

■中小企業診断士試験受験のきっかけ

私が初めて「中小企業診断士」という資格の存在を知ったのは、仕事の一環で新規事業の検討をしていた時でした。チームメンバーの1人がビジネスフレームワークにやたらと詳しく、「なぜそんなに詳しいのか?」と尋ねたところ、「中小企業診断士の資格勉強をしているから」と回答があり、そんな資格があるのかと興味を持ちました。

会社の研修でビジネス関連の知識は断片的に勉強していたのですが、イマイチ自分の糧になっている実感が持てておらず、資格取得を通じて体系的に学び直したいと考え、とりあえず参考書を購入し「自分が今まで知っている範囲よりも幅広く網羅的に勉強出来て良さそうだな」、と思ったので受験を志しました。

■vs 1次試験

受験を志したものの、私が中小企業診断士を知ったのは3月末、その後、最終的に受験を決意したのが受験申込締め切り直前の5月だったため、1次試験までは3か月を切っており、とにかく時間がありませんでした。

1次試験はとにかく範囲が広く全てを完璧に仕上げていては時間が全く足りない状況であったので、どの科目も合格点を上回ることを目標にして、とにかく効率的に勉強を進めるために、参考書(まとめシート)をざっと眺め、自分の知識と照らし合わせて科目を3つに分類して勉強方法を決めました。分類方法はざっくり下記の感じです。

  1. 予備知識がなく、理解が必要な科目:「経済学・経済政策」、「財務・会計」
  2. 予備知識がないが、暗記で切り抜けられそうな科目:「経営法務」、「中小企業経営・中小企業政策」
  3. 予備知識がある程度あり、比較的容易な科目:「運営管理」、「経営情報システム」、「企業経営理論」

1に分類した科目については、参考書の内容を自分で整理し直しながらみっちり勉強(約5週間)、2に分類した科目については過去問の問題集を解く+暗記カードの作成(約3週間)、3に分類した科目については、過去問の問題集のみ(約2週間)といった感じで割り切って勉強しました。これに加えて、本番形式で過去問を3年間分解いて、試験に臨みました。

結果は、一部目標の60点を下回る科目があったものの、合計462点で突破することが出来ました。

■vs 2次試験(筆記試験)

自己採点の結果、1次試験は通っていそうだったので、ふぞろいの最新版と10年データブックを購入しました。10年データブックの方はメルカリで購入したのですが、出品者の方が受験に対する激励文とファイナルペーパーを同梱してくださっていて感激しました。特にそのファイナルペーパーは最後まで役に立ち、大変助かりました。

2次試験の事例Ⅰ~Ⅲは、ふぞろいを使って勉強していたのですが、勉強中の手ごたえは全くなく、これでいいのかと不安になりながらの勉強でした。とはいえ、独学の私にとって頼りになるのはふぞろいだけであったため、基本的にはふぞろいの方針に従った多面的な回答を心掛け、あとは、時間内に回答しきることができるように、問題ごとの回答の型の整理や、問題を読むのにかかる平均的な時間、自分が1分間に書ける文字数の把握などに努めました。

事例Ⅳについては、他の事例と異なり、まとまった時間を取れなくても勉強しやすかったので、30日完成を会社の昼休みの時間等に勉強していました。スキマ時間の勉強には事例Ⅳがおすすめです。

あとは、ファイナルペーパー(各事例ごとにA4用紙2枚程度)を作成し、試験に臨みました。

試験当日は、別段緊張はしていないつもりだったのですが、自宅で過去問を解いている時よりも圧倒的に時間の流れが速く、基本的にどの事例でも時間が余ることはありませんでした。過去問を解く時は、80分よりも少し余裕をもって解けるように練習しておいた方が良いかなと思います。

■vs 2次試験(口述試験)

2次試験(筆記試験)で事例Ⅳが絶望的にできず当然不合格だろうと思い、口述試験の対策などは全くしていなかったのですが、結果的に突破できていたため、2次試験の試験結果発表後に口述試験の対策を始めました。

対策としては、事例の概要を頭に叩き込むために与件文を時系列ごとに整理してA4用紙1枚にまとめることに加え、各サイトで想定問答の情報を収集して、声に出して回答する練習を繰り返しました。

試験本番では、沈黙の時間が長くならないように心掛けました。手応えはなかったですが、大失敗したという感じもなく、「ほとんどの人が受かる試験なのでたぶん大丈夫だろう」と思っていましたが、結果を見るまでは何だかんだ不安ではあったので、合格通知を見たときは安心しました。

■おわりに

以上が私の合格体験記となります。
正直な所、かなり運にも助けられましたが、比較的短期間で合格できたのは、自分にあった勉強法を選択できたからだと思います。

様々な情報にあふれ、どの勉強法が良いのか分からなくなる時もあるとは思いますが、自分自身の特性や過去の経験を顧みて、自分にあった勉強法を模索してみるのもよいのではないかと思います。

次回は、くお さんの登場です。 

お楽しみに! 

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