「本試験シミュレーション」を行おう byはまん

 タキプロブログ読者のみなさま、こんにちは。

 6度目の登場、多年度生応援団の「はまん」です。

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 先日、診断協会から1次試験の合格発表がありました。

 無事に突破された方、おめでとうございます。来るべき2次試験へ向け、ギアを上げていきましょう。

 一方、今年度の2次試験を受けられないことが決定した方、つらい想いをされていることと思います。私もかつて同じ想いを味わい、しばらくは何も手がつきませんでした。予備校ではすでに来年度のカリキュラムがスタートしておりますが、一度自分自身を見つめ直し、来年へ向けてもう一度勉強しようという気分が高まってきてからでも遅くはないと思います。この1年間やってきたことは決して無駄にはなりません。そうやって立ち直って合格を勝ち取った方もたくさんいらっしゃいます。家族サービスに充てる、今まで我慢してきたことをやってみる、少し休む、いろいろ過ごし方はあると思いますが、少し間をおいてまた勉強に戻ってきて下さい。

 さて本日は2次本試験へ向け、各予備校で行われる「模擬試験」の活用方法について書こうと思います。しかし、このブログが公開されるころには、すでに多くの予備校での模擬試験が終了しておりました…。

 ですので、今回は模擬試験活用方法の他、本試験一日を想定した対策についても触れたいと思います。

  

■模擬試験の活用方法

 模擬試験は、その名のとおり「本番の試験を模した試験」です。この時期、各予備校でも2次本試験前に、本試験の時間割と同じ時間で行われます。

 11月の本試験に向けて、現在の自分の実力を確認するため模擬試験を受ける受験生は多いと思いますし、複数の予備校の模擬試験を受ける方もいらっしゃると思います。

 もちろん、模擬試験を受験する主たる目的は自分の実力を確認することですが、それだけで終わらせてしまってはもったいないです。私の場合、模擬試験を受験する目的として次の5点を確認事項としていました。

①現在の自分自身の実力を知る

 これまでの勉強の成果や進捗具合を確認するだけでなく、試験時間80分間のプロセスについてもうまく活用できたかを確認します。この点は、通常の過去問や演習の振り返りと同様です。

②傾向変化に慣れておく(「現場対応力」を鍛える)

 過去問分析しっかり行って本試験を迎えたものの、試験問題を見ると「分析した傾向と違う!」ということがあるかもしれません。

・助言問題がない

・設問数が少ない

・強み、弱みを問われない

・経営分析指標が2問しか求められていない

このようなことは今年の本試験でも想定されることです。

 私は複数の予備校の模擬試験を受けていました。本試験を模しているとはいえ、各予備校で出題の傾向は異なっています(「クセ」があります!)。そこで、本試験でも想定されうる出題傾向の変化に対応する練習、言い換えると「現場対応力を鍛える」訓練としても活用していました。

③本試験と同じ時間で事例問題を解くことで、疲れ度合いを知る

 試験は1日に事例問題を4題解きます。休憩時間があるとはいえ、相当疲労します。また、後の事例になるほど疲労は蓄積しており、特に最後の事例Ⅳでは疲労の余りに普段の勉強ではあり得ないケアレスミスを連発…なんてことも起こり得ます。

 1日4事例を経験することで、どれくらい疲労するのかを経験しておくことは有効だと思います。事例Ⅳのケアレスミスは模擬試験で出し尽くしましょう。以降は注意力が高まり、ミスがなくせます。

④多くの受験生が一斉に集まって試験を受けるという雰囲気を知る

 当たり前ですが、本試験は受験会場に行き、他の受験生と一緒に試験を受けます。模擬試験にも同じ環境が用意されています。予備校に通う受験生でも、4事例を一日で一斉に試験を受ける環境は模擬試験くらいかと思います。

 コロナ禍で自宅受験しか設定されていない模擬試験もあるようですが、もし会場で受験できるなら会場受験をオススメします。自宅だと、どうしても自分に甘くなって1~2分くらい時間オーバー…なんてことがあります。こういったことをなくす効果もあると考えます。

 あと、模擬試験は席が指定されていないことが多いですので、なるべく人が多く座っているところ、日頃から予備校に通っている方は、いつもと違う席で受験してみたり、いつもと違う校舎で受験するというのもいいと思います。本試験はいつも勉強している場所とは違う場所で行われますし、座る席を自ら選ぶことはできません。近くにどういった受験生が座るかは「運」もありますので、いつもと異なる環境でも実力を発揮できるよう、慣れておくことも重要かと思います。

⑤試験開始前から試験終了後までの時間の流れを知る

 本試験は午前9時40分から事例Ⅰが始まり、午後5時20分に事例Ⅳが終わって長い一日が終了します。③とも関連しますが、休み時間の使い方や食事の摂り方も含めて確認します。疲労度にもよりますが、休憩時間は完全に休憩に充てるのか、ファイナルペーパーを確認する時間とするのか、といったことです。

 また、一時的な疲労回復のため、チョコレートを摂るのがいいのか、栄養ドリンクを飲むのがいいのか、昼休みは昼食の量をどれくらいにすればいいかなど、模擬試験を活用して自分の身体のことを知る機会にも活用できます。

 さらに、前の日は何時に就寝する、持ち物のチェックをする等、前日から試験を意識した対応をするとより効果的かと思います。

 試験終了後は、試験そのものの出来、不出来だけでなく、一日の過ごし方についてもしっかりと振り返り、本試験に活かすようにしました。

■本試験を意識した「シミュレーション」の実践

 予備校の模擬試験は終わってしまったという方も、まだ本試験まで1ヶ月以上あります。本試験直前に1日4事例を解く機会は必ずあると思いますので、その際にはできるだけ本試験に近い環境を自ら作った上で解いてみて下さい。

①本試験と同じ時間割で解く

 午前9時40分から事例Ⅰを開始し、午後5時20分に事例Ⅳを終えます。1日4事例を解く感覚(疲労度)を確認します。

②自宅以外の場所で解く

 「図書館を利用する」「予備校の自習室で解く」など、なるべく自宅以外、場所を変えて解きましょう。勉強仲間がいる方は一緒に集まって解くのもいいと思います。昨年はコロナの影響で模擬試験が自宅受験になりましたので、勉強仲間の協力を得て、15人くらい集まって時間割通りに模擬試験を解きました。

③休憩時間の過ごし方も意識する

 模擬試験と同様、休憩時間をどう過ごすかを意識します。前日夜からシミュレーションするのもいいと思います。

■まとめ

 いかがでしたでしょうか。最後までお読みいただきありがとうございます。

 今回は本試験のシミュレーションということで、模擬試験の活用方法、本試験直前に4事例解く際に意識したいことについて書きました。

 私は昨年度、4度目の2次試験でようやく合格することができました。それまで過去3度の2次試験を振り返ると、試験開始から終了まで、自分のペースで試験を受けることができませんでした。試験中に設問で問われていることがわからずパニックに陥ったり、休み時間に他の受験生の会話が耳に入って焦ったり、前の事例の失敗を引きずったり…。そして事例Ⅳの試験が終わると同時に「今年もダメだった…」という暗い気持ちにいつもなっていました。

 しかし、合格した昨年の試験に関しては、終わった試験のことを引きずることもなく、多少の失敗も気にせずに最後の事例Ⅳまで終えることができ、終わったあとは「今回はやりきった!!」という満足感でいっぱいでした。最初から最後まで自分のペースで試験をすることができ、途中の失敗も上手く修正することができたのです。模擬試験や時間割通りに4事例を解く訓練を何度も行ったことで、試験時間以外でも疲労度合いなどを考慮した対策の成果が出たと思っています。

 私は、本試験では「事前に試さなかったことは本試験で絶対にやらない」と決めて試験を受けていました。一方で、最後の一年は模擬試験も含め、これまでやらなかったこともいろいろと試してみました。残された時間は多くありませんが、本試験へ向け、自分にとってどのようなやり方がしっくりくるか、道具の使い方など、いろいろと試してみて下さい。そして、最初から最後まで自分のペースで試験を受けることを目指して下さい。応援しています。

 明日は次郎さんの登場です。

 お楽しみに。

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