【タキブロ+】公開情報を活用して二次試験対策のスタートを切ろう byちゃんひで

読者の皆様、いつもブログを読んでくださりありがとうございます。
タキプロ13期のちゃんひでです。

一次試験を受けられた方お疲れ様でした!
本日のタキブロ+も、昨日に引き続き「二次試験対策の始め方」について連載します。
7日間に渡る集中連載です。
(「タキブロ+」って何?という方はこちらもご確認ください!)

■二次試験の募集要項、中小企業白書、補助金の公募要領を活用

中小企業診断士二次試験は、受験者の80%以上が不合格になる試験です。誤解を恐れずに言えば、他の受験生と同じことをやっていたのでは不合格になってしまう可能性が高い。他の受験生と同じこととは、過去問に取り組み、模試を受け、勉強会に参加すること、などを指しています。

もちろん、これらのことに取り組むだけで試験に合格する人もいます。しかし、そのような天才秀才に、凡人である自分は敵わないと考えました。過去問に何度も取り組み、試行錯誤しながら、なんとか解答のフレームワークを作っていったものですが、それだけでは不安がぬぐい切れなかった。なので、他の人があまりやらないだろうことに取り組みました。その一つが公開情報の活用でした。

具体的には、二次試験の募集要項、中小企業白書、補助金の公募要領などです。
この中で、私が最もお勧めするのは補助金の公募要領の最後のほうに書かれている「審査項目」です。

私自身は、受験生時代には補助金の審査項目を目にすることはありませんでしたが、知っていたら勉強の仕方が変わっていたかもしれないと思うほど重要なもので、もしかしたら二次試験の採点基準では?と思わせる内容が書かれていると私は考えます。

まずは「ものづくり補助金」の審査項目から、いくつか抜粋してみましょう。

「ニッチ分野において、適切なマーケティング、独自性の高い製品・サービス開発、厳格な品質管理などにより差別化を行い、グローバル市場でもトップの地位を築く潜在性を有しているか」

「地域の特性を活かして高い付加価値を創出し、地域の事業者等や雇用に対する経済的波及効果を及ぼすことにより地域の経済成長(大規模災害からの復興等を含む)を牽引する事業となることが期待できるか」

「課題の解決方法が明確かつ妥当であり、優位性が見込まれるか」

「補助事業実施のための技術的能力が備わっているか」

「事業化に向けて、市場ニーズを考慮するとともに、補助事業の成果の事業化が寄与するユーザー、マーケット及び市場規模が明確か」

ここで「補助事業」というのは、補助金の支給対象にするべく申請している事業のことです。

これらのことから、なんらかの経営上の課題を抱えた中小企業においては

・強みを生かした付加価値の高い商品やサービスを、市場とターゲットを絞り込み投入し、高いシェアの獲得や競争回避、差別化による競争優位を築くことが基本戦略である
・この基本戦略を実現するために、人員や技術力等の経営資源を考慮し、足りない部分は地域と連携するなどして補い、具体的で、実現性の高い施策を立案し実行する

ことが必要であるといえます。そして、これらの内容を押さえた上でないと中小企業診断士として診断助言を行うことはできないといえるでしょう。

次に「事業再構築補助金」の審査項目も見てみましょう。

「ニッチ分野において、適切なマーケティング、独自性の高い製品・サービス開発、厳格な品質管理などにより差別化を行い、グローバル市場でもトップの地位を築く潜在性を有しているか」

「補助事業の成果が価格的・性能的に優位性や収益性を有し、かつ、事業化に至るまでの遂行方法及びスケジュールが妥当か。補助事業の課題が明確になっており、その課題の解決方法が明確かつ妥当か」

「市場ニーズや自社の強みを踏まえ、「選択と集中」を戦略的に組み合わせ、リソースの最適化を図る取組であるか」

「先端的なデジタル技術の活用、新しいビジネスモデルの構築等を通じて、地域のイノベーションに貢献し得る事業か」

いかがでしょうか?文言は一字一句変えていません。

言い回しこそ異なりますが、言っていることはものづくり補助金の審査項目とほとんど同じといっていい。

二次試験の勉強をするにあたり、ご自身が書かれた回答がこれらの要素をしっかり踏まえた解答になっているか、これらの審査項目を参考に自己採点してみてはいかがでしょうか。

補助金の審査項目以外にも、公募要領を熟読することをお勧めします。公募要領も、だれでもPDFでダウンロードして読むことができる公開情報です。受験上のルールをきっちりと押さえておき、不測の事態にも冷静に対応できるようにすることが重要です。

中小企業白書も、経済産業省の考え方、方針を知ることができる何よりの公開情報です。試験に合格したら、我々は「経済産業省登録」の中小企業診断士として活動します。5年ごとの資格更新に必要な理論政策更新研修でも、中小企業白書の内容についての講義が組まれています。一次試験対策として読むだけで済ますのは、あまりにもったいないと言わざるを得ません。

余談ですが・・・オープンソースインテリジェンス


私がこれだけ公開情報の活用を勧めるのは、情報員(スパイ)が活躍する諜報の世界についての本を読んだことがきっかけです。そこで、驚くべきことを知りました。
なんと、秘密情報の95%は公開情報から得ることができるというスパイの世界の「常識」がある、ということでした、スパイは、秘密書類を盗むために忍び込んだりハッキングを繰り返すのではなく、テレビや新聞、雑誌、政府刊行物を毎日丹念に、隅から隅までチェックすることが「日常」だそうです。

誰もが見られる公開情報は、収集しただけでは単なるインフォメーションにしかすぎませんが、プロのスパイは一級の価値を持つインテリジェンス(知的に加工された情報)に変換できるということですね。
これをオープンソースインテリジェンス(略してオシント)といいます。


インフォメーションをインテリジェンスに変換するには豊富な知識や教養など高い能力が必要ですが、診断士試験突破を志し一次試験に合格しているあなたなら、その変換能力はお持ちのはずです。
自信をもっていきましょう!

次回のタキブロ+「二次試験対策の始め方」はやっぽさんの登場です!
お楽しみに!

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