【タキブロ+】自分に納得のいく解答の型を作り上げよう! byヒロキ

読者の皆様、いつもブログを読んでくださりありがとうございます。
タキプロ13期のヒロキです。

1次試験を受けられた方お疲れ様でした!
今回のタキブロ+は「二次試験対策の始め方」を7日間に渡り集中連載します。

これまで2次試験対策を行ってきた方、これからはじめて対策をする方それぞれいらっしゃることと思います。そこで、少しでも参考となるよう、「自分の型をつかみとれ!」という内容で、私自身の型とそれにいたる試行錯誤をご紹介します。
(「タキブロ+」って何?という方はこちらもご確認ください!)

■はじめに(自己紹介)

 タキプロ13期のヒロキと申します。主に勉強会班で活動をしています。

 活動地域;東京(23区の北の方) 年齢;50代
 保有資格;日商簿記2級(平成6年。古すぎ!)
 受験歴;一次試験1回(2020年)、二次試験2回(2020年、2021年)
 勉強方法;通学

Ⅰ 二次試験体験談(1回目)

 私は、通学で一次試験から二次試験まで学習を行ってきました。二次試験の1回目は、二次対策を全く行っておらず、一次試験終了後に始めたという状況でした。
 初めて問題を見たとき、どうしたら80分でこれができるのか、「とにかく暗記するしかない」と考え、設問解釈もフレームもどこ吹く風。まずは問題集や「ふぞろい」の解答例を暗記することから始めました・・。もちろん、覚えられません! そして、通学での答練は、企業ヒアリングをした経験をもとに勝手にイメージして解答するというものでした。当然、的外れな解答が多く、点など入るはずもありません。完全に準備不足、認識不足でした。
 結果は、当然「不合格」。しかし、なぜかBが多くとれたのです。もう少しだったんだなと考え、次年度も通学で再挑戦することとしました。

Ⅱ 二次試験体験談(2回目)

〇Ⅱ‐1 3月~8月

 2年目も通学でのスケジュールに沿って進めました。勉強方法は変わらず与件の企業を自分なりに想定して、思い付き、あてずっぽうで解答という状態でした。

 通学していたクラスでは勉強会が推奨され、私も参加可能な勉強会グループに所属しました。この勉強会は、当初、答練をもとに一定のルールによる勉強手法で与件分析、設問解釈を行い、解答を発表し合うものでした。しかし、メンバー間で慣れていないなどで効果的に進めることができません。そのうち、通学校は一次試験にシフト、コロナも拡大し勉強会は休止状態に陥りました。その間、個人で少しずつ過去問や復習を中心に取り組みを進めました。

〇Ⅱ-2 9月~直前期へ

 1次試験が終了し、通学校での答練が再開。いろいろな模試も始まり、私もいくつか受験しました。ここで、様々な解法があるんだということを知ったとともに、いろいろなものを知ったがあまり、「まぜるな!危険」状態が発生、大スランプに陥りました。いや、もともと危うかったものがあぶりだされたといえます。

 一方、勉強会では徐々に緊張感が高まり、全体的にやり方を見直しました。そして、主に論点外し、いわゆる「ボンバー」となった解答を中心に「どうしてそのように解答したか、どのような思考だったか」を話し合うことにし問題点を共有する方式で進めることとしました。

 10月に入り、いよいよ直前。こうするほうがいい、ネットなどで言われている解答方法にそって答練に対応するものの、点数が伸びません。仕方がありませんので、とにかく多く勉強時間数を確保していくこととしました。

 その甲斐もあってか、過去問や答練などを繰り返していくことができ、問われていることがぼんやりですが見え始め、自分なりの解答の型を模索、作り始めることとなりました。

Ⅲ 初めて取り組む方へ

 それでは、初めて取り組む方に対して、最初に取り組んでみてもいいのではと思う、私なりの方法をご紹介します。

① 問われていることに対し、オウム返しで解答するようにしましょう

 「問題は何ですか」とか「対象と施策を述べてください」と設問で問われていれば、「問題は、~~」、「対象は~~で、施策は~~」と解答します。

② 与件から必要な情報(重要ワード+知識ワード)を1.2.3で列挙しましょう

 番号をつけながらメモで拾い出します。こうすることで頭の整理が進むと思います。ただし、並列であれば①②とそのまま解答することはいいのですが、抽出した言葉が因果だったり大小の関係だと、文章で記述する必要がありますので注意しましょう。

③ 時制、対象、主人公を確認しましょう

 問われていることが入れ違うと得点につながりにくいと思います。
時制(いつのことが問われているのか、先代、現社長、これから・・)、
対象(問われているターゲットは?、デモ・ジオ・サイコ)、
主人公(〇社なのか、〇社社長なのか、顧客・取引先・地域なのか)
 など、設問で誰について問われているのか注意します。

 そして、この3点を気にしながら、まずは過去問を解いてみてください。その際に、次のような時間を設定したりすると、一つの問題でも違った見方、考え方、解き方を考えるきっかけになります。

80分で事例を解いてみます→時間配分に苦戦しもっと時間がほしくなります

時間無制限で事例を解いてみます→設問解釈と与件分析をどこまですればよいか苦戦し時間制限がほしくなります

90分で事例を解いてみます→どの部分(分析か読み書き速度かなど)が弱いかわかり自分なりの時間配分と納得のいく内容を作るような意識がついてきます

流しで事例を解いてみます→この段階では記述はせず頭上でワード引出+解答構成をします(瞬発力を鍛えます)
※これは最終チェックとして最終直前期に短時間で繰り返します

 これから2次試験対策をする方は、まず⑴で解いてみてください。そして、問題集や受験校の解答例などを参考に何を書けばいいのかを確認したら、さて⑵でじっくり1次試験の知識も活用して解答例のほかに追加で考えられることや設問が問うていること、与件で解釈できそうなことなどをじっくりと考えてみてください。そのあと、少し時間を延ばして⑶で解いてみてください。これを事例ごとに⑴~⑶を過去3年分ぐらい解いてみるといいと思います。

 そうすると、一定の解答の方向性や型があることがなんとなくですが見えてくると思います。安定した解答をするための定型の解答方法(手順)はどのようなものなのか。次の節で、私なりに考えた方法をご紹介いたします。

Ⅳ 解答の型をつかみ取る

 解答の型とはどのようなものでしょうか。ここで、私が掴んだ(と思っている)解答の型を紹介したいと思います!(参考にならないかもなので、スクロールスピード速めて流して)

1⃣ 聞かれていることは毎年同じ、設問の内容と設問間を意識しよう

 直前期に「過去問総ざらい道場」という講座を受講しました。これまでの設問解説が行われ、与件や設問での問われ方は毎年変わるものの、問われていることや求める解答は実はほぼ同じということが紹介されました。あわせて設問間の問われ方も一定の関連性があることもわかりました。

 事例Ⅰだと競争優位、差別化、バーナードの3要素、モチベーション。
 事例Ⅱだとアンゾフ、4P、売上向上(顧客×単価)、社長や地域の思い。
 事例Ⅲだと標準化、マニュアル化、平準化、情報化などです。

 そこで、受験生の皆さんは、ぜひ「設問」を10年分はみて何を解答するのかを想定してください、与件ではありませんよ、「設問」で解答骨子を考えてみてください(解答集をみてまとめるだけでいいと思います)。

2⃣ 設問を切り刻もう

 次に設問を切り刻みましょう。単語ごとに意味づけしていきます。

 例えば、次のような設問があったとします。

 「表の特徴から、A社が注力していく対象を示し、必要な対策を説明しなさい」

 切り刻む前は、表、A社の資源、対象、対策の4つを書くことと分析できます。

 それでは、切り刻みますよ。

 「表の(1つ)/ 特徴から(表から読めるものと与件に連動しているものから1つずつ)/ A社が(状況1つ)/ 注力していく(現在とこれからの強み1つずつ)/ 対象を示し(対象1つジオデモサイコ)/ 必要な(成功体験1つ)/ 対策(A社にできるもの、外部に働きかけるものなど1つずつ)」


 どうですか、これだけで10になりました。中心は4つですが、切り刻むことでそれを補完している内容を漏れなくしていくことが可能となります。もちろん、すべてを使うのではなく、必要性のないものは落としていきます。

 つまり、単語や修飾語の単位で求められている内容を浮かびあがらせること、を試みます。

3⃣ 分析フレーム(方法)を確認し使いこなそう

 これまで1次試験で学んだSWOT分析、5フォース分析、PPM、アンゾフマトリックスや市場細分化などのほか、「内外分析」「縦横分析」「比較分析」、さらに「さちのひ」や「だなどこ」などを活用して、一つの事象を様々な角度から洗い出します
 私自身、「だなどこ」にさらに追加し「だなどこ、SO、4P、社長の思い」(次の解答構成もイメージ)などと、すぐメモするようにしていました。

4⃣ 解答構成は基本文例を数パターンつくろう

 また、文章を書くのが苦手なため、解答構成の定型パターンを作りました。

 「課題は、①〇〇で〇〇、②〇〇で〇〇、③〇〇で〇〇、結果●●である」
 「●●に対し、〇〇で〇〇を活用し●●を提供し●●をする。結果、〇〇となる」・・


 このような文章形式を用意し、〇〇には設問分析した内容で、どのようなことを入れるのかをイメージして解答構成をメモしてみました(過去問の解答集を参考にこれはというものを「数パターン」使えるようにしました)。

5⃣ 〇〇に入る与件の重要ワードと知識ワードを紐づけよう

 与件を読む段階では、重要ワードを漏らさないようにチェックします。色マーカーでも、鉛筆でも構いません。使いやすい文房具を試してみてください。そして重要ワードに紐づけられた1次知識を想起して読んでいきます。重要ワードは「ズバッ」といっているものが優先順位が高くなります。そして知識と紐づけられるよう取り組みましょう。

 重要ワードは、まずは2⃣~4⃣を行った際に、どのようなワードがふさわしいか「あたり」をつけます。重複して出てくる言葉、強調(さらに、特に、逆接など)されているところ、思いがあふれているところなどを注意深く読んでいきます。

 きっとこういう言葉が入るのだろう、もっと適切な言葉があるだろうと時間の限り探すこととなります。受験校によっては知識ワード主体で解答例を作成することもありますが、与件に従っていることが重要ですので、与件の重要ワード(+知識ワード)が中心で書けるようにします。

Ⅴ まとめ

 私の解答の型をまとめると、次ような流れとなります。

① 与件の第1段落を読みます


② 全ての設問を読みます。そこで設問ごとに
1⃣ 設問の内容と設問間を意識しよう


③ 各設問分析をします
2⃣ 設問を切り刻もう
 3⃣ 分析フレーム(方法)を確認し使いこなそう
 4⃣ 解答構成は基本文例を数パターンつくろう


④ 与件全体を読みます。注意することは解答構成の〇〇に入る言葉を想定して読みにいきます。与件だけでなく設問も同様に注意します。
5⃣ 〇〇に入る与件の重要ワードと知識ワードを紐づけよう


⑤ 〇〇に重要ワード、ないし重要ワード+知識ワードが入ると、解答骨子ができあがり。
⑥ 最後に解答マス目に文章を入れます。字数に注意し(途中修正はワード単位で、漢字ひらがな句読点で字数調整)、最後は合格への思いを解答に注入しましょう!💕

 さて、これまで見てきた型。実は目新しいものは全くありません。1⃣は「レイヤー」といわれたり、設問要求、設問間連携といわれるもの、2⃣は設問解釈、設問分析、3⃣は分析フレームだったり切り口、4⃣解答構成、解答メモというもの、5⃣解答で求められている要素、要件です。

 そう、「〇〇メソッド」だったり「〇〇方式」と呼ばれていたり、タキプロや支援団体などで既に紹介されているもの、と同じなのです。

 そのため、もう使いこなしている、自分の型を確立している、そういう方は引き続き精度を高めるようにしていただきたいと思います。

 しかし、まだまだ不安定な方は、今回の内容や紹介されているものを、勉強する過程で自分なりに消化し、腹落ちする形で自分なりの型を作り実践していくことが大切だと思います。

 それでは、なぜ、自分の型が必要なのでしょうか。
 それは、試験当日に対応しなければならないのは新しい問題であり、設問や与件の読みから解答まで「瞬発力」と「即応力」が求められるからなのです。

 過去問で訓練したことはできる、90分かければ満足のある解答ができる、ではダメなのです。80分と制限字数、この制約の中で安定した品質の解答作成が求められます。そのためにも、一定の解答の型をつくり、最適なワードを提示し、論理的にまとめていくことで時間対応、字数対応をする必要があるのではないかと思います。

■おわりに

 受け身の姿勢から主体的に自分なりの型をつかみ、それを紹介しましたが、これができたのは、なんと試験本番10日前。でも最終的に、試験当日、自信をもって問われていることに解答することができました。今の点数や評価に左右されず、前向きに取り組んでください。

 受験生の皆さんも、2次試験対策を進めるにあたり、ぜひタキプロブログをはじめ、WEB勉強会やセミナーにご参加いただきたいと思います。お読みいただきありがとうございました。

次回のタキブロ+「二次試験対策の始め方」はよっしーさんの登場です!
お楽しみに!

最後まで読んでいただき、ありがとうございます!
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