2次試験対策の方向性~当たり前のことをきちんとやり切る~byヌノ

タキプロ13期のヌノでございます。今回、4回目の投稿をさせていただきます。

私の本業は弁護士です。これまで、
①合格体験記
②事例Ⅱ
③事例Ⅲ
について記事を書いていますので、よければお読みください。
今回のテーマは、4事例共通ということで、あまり固くなりすぎずに、弁護士として2次試験に向けて、何を思いながらどのように学習してきたかを書いていきたいと思います。

■はじめに

私はこれまで公務員試験、司法試験と、それなりの数のペーパーテストを受けてきました。
その経験も踏まえ、論文試験を学習するにあたって何が大切かを考えたとき、真っ先に「過去問」「合格答案」が思い浮かびました。
1次試験(短答式試験)であれば、「これ」という回答が公表されますし、それなりに信ぴょう性もある解説は容易に入手できます。

他方、論文試験の場合は、普通は模範解答が発表されませんから(特に法律分野の試験はそうなので)、合格者の再現答案が良い学習の指針となります。
そのため司法試験の場合は、(おそらく)ほとんどの受験者が再現答案集を利用して学習をします。

中小企業診断士試験の場合は、いくつか書籍はあるのでしょうが、私は「ふぞろい」を利用しました。

■ふぞろい利用のススメ

書籍の内容自体はもはや説明不要でしょう。

「ふぞろい」で最も活用すべきは、何といっても「再現答案」「解答のポイント」でしょう。

「再現答案」では、実際に受験者が作成した再現答案に、フレーズごとにポイントが振られ、どのようなフレーズをどのように組み合わせて解答すれば、高得点が狙えるかを分析できるようになっています。

「解答のポイント」では、講師・受験生2名が議論をして、自分が何を意識して解答を作成したか、どのような方向性で考えるべきなのかが、対話形式で書かれています(若干ノリが合わないと感じられる人もいるかもしれません。しかし、内容は素晴らしいです。)。

このどちらもが学習にうってつけなのです!!(「ふぞろい」の回し者ではありません)
新しい年度の試験については単年度版を買わないと仕方ないですが、少し前の分だと、2年分が1冊にまとまった「ふぞろいな答案分析」というものが出ていますので、そちらがおすすめです(「再現答案」ではなく「答案分析」のほうなので、ご注意ください)。

■事例Ⅳ対策

以上が事例Ⅰ~Ⅲの対策ですが、事例Ⅳに関しては、「ふぞろい」だけでは足りません…
というか、事例Ⅳの学習にふぞろいは不要かと。

事例Ⅳ学習の鉄板中の鉄板は、「事例Ⅳの全知識&全ノウハウ」です。
これも言わずもがなですが、解説が神がかっています。
これを回すのが第一だし、これを苦も無く回せるようになれば、それはもう合格レベルと言えるでしょう。

この記事は4事例共通なので、詳しい内容は割愛します。
ただ、一言残すとすれば、毎年出題される経営分析は時間をかけて学習する価値ありです。
あれをしっかりやっておけば、かなり合格に近づくでしょう。解説は「全知識&全ノウハウ」を(以下略…

■模試は受けるべきか?

2次試験に向けて、模試を受けるべきか否かという悩みを持たれた方がおられるのではないでしょうか。

結論からいうと、私は、多少費用が掛かっても、模試は受けたほうが良いと思います。できればリアルで。

模試を受ける目的は、本番さながらの雰囲気を肌で感じることと、緊張感の中でタイムマネジメントができるか試すことにあります。
やはり、周りに同じ問題を解いている人がいると、緊張感は否応なく高まりますから、そのような中で自分のパフォーマンスを発揮することが重要です。
本番に近い日で、一度でもその体験をしておけば、本番での精神的な負荷を和らげることができます。

また、タイムマネジメントに慣れておくことも、非常に重要です。
本番では、緊張感が高まる中初めて見る問題を早く読んで、時間内に答案を作成することが求められます。
お茶の間や自習室でノンプレッシャーで答案を作成するのとはわけが違います。
本番に、「何分までに与件文を読んで、何分までに構成して」、など初めて考えていたら、焦って頭が真っ白になりかねません。
そうならないよう、一度は経験しておくべきです。

他方で、内容や得点、順位については、正直あまり気にしなくてよいと思います。
私自身も、模試は受験しましたが、自分の解答の見直しや、自分がどれだけ得点できたかは、結局一切振り返りませんでした(時間がなかったからということも理由の一つです。おそらく、あまり良い成績はとれていなかっただろうと思います。)。

本試験は、多くの有識者が練りに練った問題となっており、非常によくできています。
だからこそ過去問を骨の髄まで食らう必要があるのですが、予備校の模試は、誰がどのように作るのか、作成過程もよくわかりませんし、内容の正確性の保証はまったくありません。
また、採点の方針も、採点者によってまちまちでしょう。
ですから、問題の復習にはあまり時間をかけるべきではありませんし(有害無益とすらなり得る)、どれだけ点を取れたかについても、気にする必要はありません。

あくまで、本番の雰囲気に慣れることタイムマネジメントを経験しておくことを主たる目的として、計画的に利用して下さい。

■合格してから思うこと

私は合格してから初めてタキプロの存在を知りました。
もし、合格前にタキプロWEB勉強会の存在を知っていたら、おそらく参加していたでしょう!!

特に、独学で学習している人は、自分だけが評価の基準になっていますから、独りよがりな学習になってしまう恐れがあります。
そのため、他人に自分の答案を見てもらうことで、学習や答案作成の方向性が誤っていないかを確かめることができるのです。

ここで、真面目な人ほど、「もう少しまともな答案が書けるようになってから…」「レベルの高い勉強会で的外れなことを言うのは恥ずかしい…」「ズバズバと指摘されるだろうし、いたたまれなくなるのは嫌だ…」などと考え、勉強会への参加を躊躇しがちです。
しかし、そんなことを気にしていては、方向性を誤ったまま学習を続けてしまうことになりかねません。

自分の弱さを人に見られるのは、たしかにとてもつらいです。
しかし、合格してきた人は、そのつらさを乗り越えてきているのです。

私も、司法試験受験時、答案を書くのはしんどかったし、無知が露呈してしまうと思って人に見せるのはとても嫌でした。
それでも、自分が最も成長できたなと感じられたのは、自分の実力で作成した答案を読んでもらい、レビューしてもらい、それを自分の血肉にできたときでした。
中小企業診断士試験の2次試験も同じだと思います。
書くことや書いたものを人に見てもらうことを避けていると、心の平穏は保てますが、前には進めません。
自分に鞭を打って、是非勉強会に参加してください(タキプロWEB勉強会もぜひご活用を!)

■おわりに

今回くらいは、少しゆる~く書こうかなと思っていましたが、どうも固くなってしまいました。
根が真面目なのです。すみません。

人を不快にさせず、面白おかしく思ってもらえるような文章を書くのって、本当に難しいですよね…
自分では本当に大切なことと思って書きましたが、読み直してみると、ありきたりなことしか書けていないな、といつも思います。

記事を作成するたびに実力不足を痛感する日々です。


次回はみやっちさんの登場です。
お楽しみに!

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