【タキブロ+】Zoom勉強会 & Facebook勉強会の効果的な活用方法 by 一陽人

読者の皆様、いつもブログを読んでくださりありがとうございます。

「“右だ! と見せかけて、実は左だ!” と思わせておきながら、やっぱり “右” だな! いや待て、でも “左” かも?…」と、裏を読みすぎる性格があだとなり、「こじらせ多年度生」と化した、タキプロ13期の一陽人(はじめはると)です。

今回の「タキブロ+」では、そんな私が泥沼からはい出せたきっかけである、WEB勉強会(Zoom勉強会 & Facebook勉強会)について語ります。実は、私がタキプロメンバーになったのは、その感謝を込めて「恩返し」ならぬ「恩送り」をすべきだと思ったからです。本内容がどなたかにとって「恩送り」になればいいのですが…。

「タキブロ+」って何?という方はこちらもご確認ください!

■はじめに ~WEB勉強会はこんな感じ~

WEB勉強会の流れは以下のような感じです。勉強会毎にやり方が微妙に違うときもあるので、各自参加の際に確認してください。
なお対象は、事例Ⅰ~Ⅲです。

【Zoom勉強会】

1.事前に、お題の過去問(例えば “令和2年度の事例Ⅱ” とか)を各自で解き、指定された設問のみ(例えば設問3と設問4だけとか)、解答を提出する。

2.勉強会当日、数名チームに分かれ、メンバーの解答をガン見してから、解答の趣旨などをカルく説明 & コメントし合う。

【Facebook勉強会】

1.事前に、お題の過去問を各自で解き、解答の趣旨説明とともにFacebook上に解答をUPする。(Zoom勉強会と異なり、すべての設問解答をUPする)

2.勉強会期間中(数日間)、受験生同士で良い点、改善点などをコメントし合う。

※どちらも、最後にタキメンからコメントがもらえます。

■2次試験に必要な力がWEB勉強会でどう鍛えられたのか

2次試験に必要な力は、大きく次の2点だと思います。

「読む力」:与件文と設問文から、出題者の意図を汲み取る力
「書く力」:出題者の意図に対して、多面的でわかりやすく解答用紙に表現する力

これを80分という限られた時間でやること、そして、「読む」・「書く」上での方向性やまとめる切り口の拠り所として1次知識が求められると思います。

私の場合は、WEB勉強会にて、特に以下の観点を “意識的に” 議論・質問したとで、「読む力」・「書く力」が向上したように感じます。

ちなみに、私の具体的な質問例を紹介します。これらは、特に上記の「読む力」に紐づいているのですが、その関連性の説明は割愛します。

●平成28年度 事例Ⅰ 第1問 設問1

「A社は成長を遂げることができた」という文章から、私はアンゾフの成長ベクトルについて明示する必要があると思ったのですが、 そのような解答を見たことがありません。書くとヘンですかね?

●平成28年度 事例Ⅲ 第1問

私は、C社の「強み」に「野菜の調達能力が高い」を “書いちゃダメ派” なのですが、みなさんはいかがですか?

●平成29年度 事例Ⅰ 第2問

私は「経営体制」とは何を指しているのかで悩み、素直に解答できませんでした。みなさんの解釈をお聞かせください。

●平成29年度 事例Ⅱ 第3問

「中小建築業と連携」で、私はWin-Win的観点の記述は絶対に必要と思ったのですが、各参考書でも温度感が違っています。みなさんはどうお考えですか?

など。

結果、自分の思考のクセと、多くの受験生やタキメンの「意識の手心感」が掴めました。

■Zoom勉強会で得られたこと

Zoom勉強会では、その場で他人の解答を読み、コメントをする “瞬発力” が求められます。
これは、本試験の80分という短い時間で与件文や設問文の趣旨を読み取り、自分の考えをまとめるスキルと親和性があります。

自分がコメントした後、他の人やタキメンがもっと鋭い観点でのコメントをしていたら、ものすごく悔しいです。(笑)
このとき、自分がなぜその観点に気づけなかったのかを考え、「次はもっと鋭いコメントをしよう!」と意識することで、成長を実感できました。

■Facebook勉強会で得られたこと

他人の表現力や語彙力といったノウハウを盗めるのは当たり前。実はそれよりも、他人の解答へコメントすることで「考えぬいて読む/書く力」がより鍛えられました。

最初の頃、私のコメントはハッキリ言ってダメダメでした。相手への改善指摘を、遠慮したような遠回し表現で書き、まったく伝わらなかったり誤解されたり…。

私の、与件文や相手の解答に対する理解不足が原因で、コメントした相手から反駁されることもありました。でもこれが、自分になかった視点や、自分がどんな時に大事な視点を見落とすかといった弱点が解ったりして効果的でした。(もちろん、自分の視野が狭かったことに気づかせてくれた感謝を、きちんと伝えました。)

さて、Facebook勉強会のルール上は、他人へのコメントは全員分書かなくてもいいのですが、あえて、鬼のようなことを言います。

ぜひ、参加者全員分の解答にコメントしてみてください。

私は5回分の勉強会の、参加者全員分にコメントしましたが、1回あたり多いときで十数名参加されていたので、6~7時間×5回=トータル35時間弱も掛かりました。

え? いやですか? ですよね…。

まあ、せめて苦手な事例に対して、1回だけでいいからやってみてください。

なお、それだけの人数の解答を読むわけですから、「なにをどこまで書けばいいんだろう」といった「記述の手心感」も掴めてきました。

■WEB勉強会を有意義なものとするために

●素直な気持ちで参加しよう!

参加者やタキメンからのコメントの中には、自分にとって納得いかない意見やアドバイスもあると思います。しかし、熟考しないうちに切り捨てたりせず、一度は肯定的に捉え、試してみてください。

例えば、私はタキメンから、

“解答の出だしには「要因は、」とか、「対策は、」という具合に、問われていることから書き出せ!”

という “リピート書き出し” のアドバイスをいただいたのですが、当初それは字数のムダだと思っていました。しかし、勉強会参加中はあえて全解答でそれを守ったところ「題意に合致させた表現で解答しづらいときがある」ということが明らかに減ったのです。

あ、でも本試験では “リピート書き出し” をしませんでした。もう題意に合致させた表現ができるという自信が持てたからです。

つまり、「守・破・離」の「守」をやった上で、必要なくなった/やっぱり必要性を感じられないというなら、やめればいいのです。

自分に合わないと感じたアドバイスを、「ヘンなクセがつくから」と、はじめからやらない人もいますが、今の自分のやり方が「ヘンなクセ」じゃないと言い切れる人はそれでいいと思います。

なお、どうしても納得がいかないコメントには、きちんと反駁しましょうね!

●他人の解答をリスペクトし、他人の合格に貢献すべく、全力でコメントしよう!

「え? 何言ってんの? 受験生同士は、いわば “ライバル” でしょ?」

という声が聞こえてきそうですね…。

他人の解答の方向性を理解するために真剣に読み、どうすればその方向性を尊重しつつ、もっと良くなるかを自分なりに考え、その上で、どうコメントすれば相手に伝わるかを真剣に考えることで、私の場合は「自分にはなかった軸」が身についたり、前述の「考えぬいて読む/書く力」が鍛えられたりしました。
まさに「情けは人の為ならず」です。

●議論の流れを自ら作ろう!

受け身でWEB勉強会に参加しただけでは、自分が知りたい観点の議論になるとは限りません。

「勉強会で、この意見を聞くぞ!」と、自分で参加目的を明確にし、そのための質問などを前述のように準備して臨んでください。

遠慮は禁物です。議論の流れに身を任せるのではなく、議論の流れを自ら作りましょう。

●事前の解答時間は基本80分で!

事前に過去問を解くときは、基本的に80分を守ってください。
しかし、どうしても80分で書ききれなかった場合には、多少時間オーバーしてでも、最後まで書き切った答案を提出する方が良い、と個人的には思います。

●“ふぞろい” などを見てまとめた “マイベスト答案” の提出は非推奨

WEB勉強会は、「袋叩きに合ってナンボ」だと思います。
そりゃあ、参加者やタキメンから「素晴らしい答案です!」っていうコメントがもらえたら嬉しいでしょう。しかし、それで得られるのは ”成長の確認” です。さらなる成長はもう期待できません。(もちろん、多年度生で「もう “ふぞろい” のキーワードを覚えちゃったよ。」という方は仕方ないです。)

1度、コメントの袋叩きにされた後に、その結果を踏まえた “マイベスト答案” をFacebook勉強会で再度UPするのは、いいと思います。

ちなみに私は解答UPの際、いつも「フルボッコでお願いします。」と書き添えていました。

●キーワードの網羅性以外のこともコメントしてあげよう!

「このキーワードが入っていないよ」だけのコメントならば、わざわざWEB勉強会に参加せずとも “ふぞろい” を見るだけで十分です。

この方向性ならこのキーワードが欲しい」、「その施策を提言するなら、強みに〇〇を挙げた方が良い」のようにちょっと踏み込んだコメントを心がけましょう。

■WEB勉強会を応用した、私の勉強法

私は4月~6月にWEB勉強会に参加したのですが、残念ながらそれ以降は時間の都合で参加できませんでした。でも、

「WEB勉強会のやり方を応用すれば、自分一人でもやれる!」

という手ごたえがありました!

具体的には、“ふぞろい” を使い、合格答案やA答案の素晴らしい表現方法はパクりつつ、B答案に着目して、前述の「他人の解答をリスペクトし、他人の合格に貢献すべく、全力でコメントすること!」をやってみたのです。

5月7日公開の「合格体験記 ~こじらせ多年度受験生の失敗~」でも述べましたが、そのB答案受験生の頭の中に浮かんでいると思われるストーリーを想像し、

「あなたの考えた事例企業のストーリーがこうだとすると、こんなキーワードも解答要素に入らない?」

と、会ったことのないその受験生と妄想ディスカッションを繰り返しました。

A答案に着目する勉強法の方は多いでしょうが、気を付けなければ私のように、キーワード羅列と多面的記述とを混同してしまう可能性もあります。「A答案のキーワードを中心に分析しているけど伸び悩みを感じている」という方にはお薦めの勉強法です。

ただし、やはり他人からコメントがもらえないというデメリットは大きいので、参加できるなら参加し続けた方がいいですよ。

■おわりに

WEB勉強会は、普通に参加するだけならさほど面倒くさくはないですし、それでも効果は十分感じられます。しかし、本記事のように面倒でも自分なりの目的を明確にした上でしっかり準備し、積極的にコメントや質問するなど、能動的に参加するなら、その効果は私が保証します!

おしまい。

次回の「タキブロ+」テーマは「学習スタイル デジタル派とアナログ派」です。
お楽しみに!

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