診断士試験合格後に過ごした激動の1年  byまなを

読者のみなさん、こんにちは。
タキプロ13期のまなをと申します。

今年もなんだかんだ早いもので、大晦日となりました。
そして私のタキプロでの執筆も今回で最後となります。
診断士試験に合格後、慌ただしく過ごした1年でしたが、様々な人との出会いや新しい事を経験し、非常に有意義な1年になったと感じます。

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■はじめに

いきなりですが、診断士試験合格後の進路について、皆さんいかがお考えでしょうか?
合格前、私はふわっと、独立かなー?やっぱ転職かなー?今の会社で診断士について広めてコミュニティを築こうかなーと考えていました。
今回は、そんなふわふわした私が選んだ道や、合格後に過ごした1年についてご紹介しようと思います。
私と同じように迷える方たちの参考になれば幸いです。

■進路は大きく3つ!企業内か、転職か、独立か。

まず、診断士合格後の進路は主に以下の3つになります。

企業内診断士として、今の仕事のキャリアアップや、診断士を活かした部署(経営企画など)への異動、補助金申請などの副業を行う。
コンサルファームへの転職や、診断士資格を活かせる職種への転職。
診断士として独立開業を行い、協会への加入や経営コンサルタントとしての道を歩む。

3つの選択肢のうち、私はどれにしよう、みんなはどうするのだろうと気になって気になって仕方がありませんでした。
そこで私は二次試験筆記合格者を対象に、合格後の進路についてTwitterでアンケートをとりました。
全39票と数は少ないですが、結果は以下の通りです。(2022/1/19実施)

①1年以内に独立・開業!・・・・・・・ ・・26%
②数年以内に独立・開業予定!・・・・・・・26%
③数年以内に転職!・・・・・・・・・・・・10%
➃現在の会社で昇進・配置転換を目指す!・・38%

なんと、独立を考えている人が過半数を占めており、転職は意外に少なく10%という結果でした。
転職希望が結構多いのかなと思っていただけに、この結果は驚きでした。
その後のTwitterでの皆さんの動向をみても、開業されていたり転職や副業など、何かしらの行動を行っている方が大半に感じます。診断士ってすげー!

■まなをが選んだ道は・・・?

さて、読者の皆さんが一番気になるのは、私の進路だと思います。ええ、気になりますよね。

まなをが選んだ道、それは転職です。

独立も考えましたが、私自身コンサル未経験ということもあり、いきなり独立して戦うことは現実的に難しいと感じました。それはひのきのぼうで竜王と戦うくらい無謀、いや、戦闘力5の状態でラディッツと戦うくらい無謀なのです。

そんな何の武器も持たない私は、現実的なチャレンジと自己成長のために転職を決めました。
やりたいことはやはりコンサルだったので、いざ、コンサルファームという魔境へ飛び込むことに。

コンサルファームはUP or OUTの厳しい世界。
でも、未経験だろうと今までの経験や知識、診断士という自信を持って行けば戦えると信じていました。

迷わず行けよ、行けばわかるさ

■1年を振り返って

ここで、診断士に合格し未経験からコンサルファームへ転職した私の2022年をダイジェストでお届けします。
何をあったかを思い出しながら、色んなことがあったな~と目に涙を浮かべながら執筆しています。

1月>
二次試験合格発表
この日は仕事でしたが、朝からずっと平静を装いながらもそわそわしていました。発表5分前からトイレにこもって合格発表サイトの更新ボタンを連打し続けていました。発表は試験本番より緊張です。なんとか合格を確認し、大興奮のまま2月の実務補習を申し込みました。

口述試験対策 withタキプロ
口述試験は99.9%受かると言われていますが、「無言の人は落ちる!」「デファクトスタンダードを答えられない人は落ちる!」とTwitter上で脅されまくったので、不安になりタキプロの口述試験対策へ申し込みを行いました。ここで初めてタキプロの方と接点を持ち、無料にも関わらず本番さながらの模擬試験を行っていただき非常に感動したことを覚えています。
ここでタキプロへの恩返しを込めて、タキプロへの入会を決めました。

口述試験本番
緊張しながらも、無言になることなく無事に回答できて一安心。タキプロの口述対策で本番イメージできていたのが良かったと思います。
そして、遂にこの過酷な診断士試験が終わったんだなと感傷に浸った日でした。

2月>
口述試験合格発表
結果は無事合格。落ちることはないと思いながらも、改めてホッとした瞬間でした。
これで心おきなく実務補習に集中できるというものです。

実務補習5日間コース
実務補習は15日コースと5日コースがありますが、日程の都合上、私は5日コースを選びました。
結論から言います。5日コースを選択して良かったです。15日コースはじごk・・・・。(私の感想です)
実務補習では、コンサルってこんなにも熱意を持って、納得のいくまで検討や資料の作りこみを行うのかと衝撃を受けました。
本業がある中で深夜遅くまでの作業やディスカッション、そんな優秀なチームメンバーにただただ圧倒されるばかりの毎日でした。

実務補習初日の翌朝は、全身びっしょり汗だくで起床。
このことを2日目朝、某メンバーに話したところ「鬱じゃん!」と笑われたのをよく覚えています。(いや、あなたのプレッシャーで・・・。笑)

そんな過酷な実務補習でしたが、補習先の企業(お客様)の喜ぶ顔が見れたことや、共に苦労をわかち合った仲間と絆を深める事ができました。
今でも連絡を取り合ったり飲みに行くようなかけがえのない診断士仲間となっています。

タキプロ入会
担当はブログ班に決定!改めて、過去の私の記事はこちら

3月>
転職活動開始・終了
3月頭に転職エージェントに登録、そして3月末にはコンサルファーム2社から内定を頂き、転職活動を終了しました。
未経験ながらも内定をいただけたのは、診断士で得た経験や知識、期待値が大きかったのだと感じます。

実務従事
残る10ポイント分を友人の経営するケーキ屋で実務従事を実施。診断士3人チームを組み、現地視察やヒアリングを1ヶ月かけて行い、課題に対して対応策の提案を行いました。

<4月
歯科矯正開始
実務補習などでリモートでのミーティングが増える中、画面に映る自分の歯並びがとても気になってしまいました。
そこで歯科矯正を開始。痛みや苦労をめっちゃ語りたいですが割愛します。笑
お勧めです。歯科矯正。痛いけど。

<5月
十数年務めた会社を退職
長年働いた会社を退職。沢山のお客様や仲間から餞別の品や応援の言葉をいただきました。本当にお世話になりました。

<6月>
コンサルファームへ入社
まずぶち当たった壁は、業界知識の無さでした。業界を変えての転職でもあったため、現在も業界知識やコンサルワークについて日々修行中です。
詳細は語れませんが、ここでも毎日刺激的な日々を過ごしています。

月刊企業診断6月号に超高得点合格者として記事掲載
事例Ⅱが84点ということもあり、実は3月にインタビューを受けていました。そのインタビュー内容が記事として取り上げられています。

<7月
晴れて診断士登録
待ちに待った診断士登録。官報に名前が載り、嬉しくて家族や友人に報告。
これからどう活動していくかは、全て自分の行動次第です。

<12月>
おさかな天国の会

いや、おさかなの会です。すみません。
これはTwitter診断士界隈での合格同期オフ会です。診断士が総勢50名が集まった大規模イベントでした。
そこではTwitter上でしか存在していないと思った方々にお会いでき、たくさんの話をすることができました。
私は3次会まで参加し、とても楽しく刺激をもらった会でした。幹事の皆様、ありがとうございました。

そして現在
今私は、これからのキャリアプランを考えています。
診断士に合格して早1年、これからの将来どうあるべきか、何をしたいかなどを洗い出し、
それに向けて、今何ができるか、何をすべきかという点で自己分析をしています。
遠回りのようですが、これがきっと今後の役に立つのだと思います。
そして来年も、今まで経験したことのない沢山のことに挑戦していこうと思います。

■おわりに

診断士になったら人生変わる!と良く聞きますが、これは本当の事です。
受験生時代の私はその言葉に期待しつつも半信半疑でしたが、実際に診断士に合格し様々な事に挑戦したことで大きく人生は変わったと断言します。
最後になりますが、今年1年こんな私に関わっていただいた全ての方々に感謝いたします。ありがとうございました。
そして受験生皆さまの合格を心より願っております。

次回はやまじゅんさんの登場です。
お楽しみに。よいお年を!来年もよろぴこ!

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