実務補習にまつわる不安を徹底的に解決します byうにこ

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読者のみなさん、こんにちは。
タキプロ13期のうにこ@webライターと申します。
これまでに、いくつか書かせていただきました。

最初は合格体験記。→ こちら
2回目は、1次試験の企業経営理論。→ こちら
3回目は、2次試験全般。→ こちら
4回目は、2次試験についてファイナルペーパー+α → こちら
5回目は、独立診断士としての活動について。 → こちら

また、絶賛掲載中のタキプロ+で、女性座談会第1弾part1(前編後編)、第1弾part2(前編後編)やアナログ学習のコーナー(こちら)でもあれこれ書いてます。

今回は、実務補習について、みなさんが不安に感じていることをまとめさせていただきました。
私は15日間コースを受けましたが、本当にタメになることばかり!
もちろん、とても大変でしたが。
実務従事やクライアントさんとの関わりでポイントをゲットされる予定の方も、できれば1回は受けていただきたいなあと思います。

ぜひご覧ください。
ちょっと長いよ。

その前に、ぽちっとお願いいたします!

■はじめに

少しでもはやめに準備をしておきたい実務補習。
担当をしてくださる先生からの連絡はいつくるのか、ということですが、2022年に受けたときは、

口述試験のあとで、口述試験合格の結果連絡が来るまでの間

でした。
まさか、口述試験に合格した、という通知が来ていないのに、実務補習の連絡がくるとは・・・。

でも、
「実務補習の連絡が来る、ということは、口述試験も受かっているに違いない」
と思うことにしました。

というわけで、2月に受ける方のもとには、そろそろ連絡が来ているのではないでしょうか。
どんなメンバーなのか、どんな先生で、どういった企業なのか。
不安ながらもワクワクする瞬間です。

■最初に担当すべきパートはどれか?

先生からの連絡には、
「各自、自分が担当したいという希望を出してください」
とありました。

これは診断先に提出する診断報告書を書くパートのことです。
たいてい、
戦略
財務
はあって、それ以外はそのときの業種によって、生産管理、営業、人事などさまざまです。

自分がどれを担当したいかをメールで伝えると、数日後に、
「じゃあ、あなたの担当は〇〇で」
という連絡が来る、という仕組みです。

ちなみに私は、1回目の第1希望は「財務」で出しました。

これにはいくつか理由があります。
カッコイイ理由としては、「中小企業の要は、やっぱり財務やろ!」ということ。
中小企業で、「資金繰り、余裕っすよ」というところはほとんどないと思います。
たいてい、しんどい思いをしている。

だからこそ、やはり財務はやっておかないといけない、と考えました。

ただ、カッコ悪いほうの理由としては、「私は財務が苦手・・・」ということも。
1次試験の財務会計はそれほどでもなかったのですが、事例Ⅳで、おそらく合格者の中でも3本の指に入るくらい悪い点数だった私は、一気に財務が苦手になりました(恥を捨ててお伝えすると、44点/100点でした・・・)。

なので、
最初に苦手なのをやっておけば、診断書に書く内容が多少甘くても、許してもらえるかも
という、打算が働いたところもあります・・・(すみません)。

なので、特に大きな修正や内容変更もなく、診断書を仕上げられたときは本当にほっとしました。

しかし、3回目の診断書で財務を担当した人の内容が本当にすごかったので、
「あ、この人のあとで財務を担当しなくてよかった」
とも思いました(笑)

ちなみに、15日間コースではメンバーが固定なので、2回目からはお互いの希望を聞きながら担当を決められます。
担当の先生にもよりますが、私のときの先生は3人とも、
「これまで自分が担当したことのないパートを担当すること」
とおっしゃっていたので、3回とも別のパートを担当することになりました。

ちなみに私は、①財務 → ②生産管理 → ③戦略(&リーダー)でした。
最初に、自分が苦手と思うパートをやっておくのも悪くないですよ。

■戦略を担当したほうがいいっていうけど本当?

実務補習では、
「できれば戦略(&リーダー)は1回はやっておくといい
といわれています。

実務補習は3回なので、戦略を担当できない人もいます。
私はメンバーとの話し合いの結果、3回目に戦略を担当しましたが、もし担当できるなら、やはり担当しておくほうがいいと断言します。

戦略は、その企業の進むべき道を決める大切な道筋。
その道筋に沿って、ほかのパートが、
「じゃあ、営業では〇〇をしよう」
「財務は、△△を改善していくように提案するよ」
という内容を診断書に書いていきます。

そのため、戦略がしっかり練れていないと、「矛盾だらけ・ヘボヘボ・単なる夢物語」の診断書が出来上がります。

私が戦略を担当したとき、実はどうにもこうにも戦略がうまく決まりませんでした。
もちろん、どういう戦略がいいのかをメンバーで話し合うのですが、きっちりとした道筋が見えないまま時間が過ぎていき、
「じゃあ、このくらいかな」
という、ちょっと打算的な戦略を立てそうになっていたのです。

そんなとき、担当の先生に言われたのが、
経営者の目線を上げる戦略

単なる夢物語ではなく、「地に足のついた、しかも実現可能性のある、夢のある戦略」を立てることが重要だと教えてもらい、そこからは一気に新しい戦略を立てることができました。

なので、これは私が作ったものではなく、メンバーと先生に支えられて、助けに助けてもらって出来た戦略だと思っていますが、
「でも、この戦略の〇〇については、うにこさんの発案でしたよ」
とメンバーに言われたのが印象的でした。
当の本人は、そんなことを言ったのを、全く覚えていませんから(笑)

戦略を担当することで、いかに企業にとって戦略が重要かを身に染みて感じました。
知識ではわかっていながらも、体験として理解することができたのは、本当にいい経験です。

このときの経験は本当に活用できていて、たとえば補助金申請の計画書を書くときなどは、
あのとき、戦略をやっておいてよかった・・・
と毎回思います。

あと、3回目に戦略だったのもよかったです。
1回目だったら、戦略を立てる意味などがわからないままだったんじゃないかなと。
1回、2回とヒアリングや診断書の作り方を学んでから、最後に戦略を担当できたことがよかったですね。

ちなみに、友人の班では戦略パートの取り合いが激しかったようです。
メンバーによっても異なりますが、もしタイミングがあれば、戦略を担当してみてください。

■ヒアリングってなにを聞けばいいの?

最初、本当に悩んだのがこれです。
2回目になると、ある程度わかってくるのですが、やはり1回目はなにを聞いていいのか・・・。
特に、社長と話す機会がこれまで全くなかった私は、本当にひやひやしていました。

担当の先生からのメールには、
①企業名(あればHP)
②財務諸表
が添付されていることが多いです。
あとは先生によって、「その他もろもろのデータ」があったり、なかったりでしょうか。

なので、最初に私がやったことは、
①企業の財務分析
②HPなどのチェック
でした。

①については、よく紹介されている「再生コンサルティングの質を高める 事業デューデリジェンスの実務入門」を参考にしました。
もちろん内容もそうなのですが、この本からダウンロードできる「財務分析表」がものすごく便利でした。

もらった企業の財務諸表の数値をエクセルの表に入れていくだけで、流動比率など必要な数値を自動計算してくれます。
そのため、どういう財務状況なのかが一目瞭然。
それだけでも、
なんでよくなっているのか
なんで悪くなっているのか
という質問を用意することができます。

あと、HPも要チェックです。
なにかの技術についての記載があれば、それがどのくらいすごいことなのか、と質問できます。
取引先に大手企業が書いてあれば、どういう経緯で取引が始まったのか売上高の比率はどのくらいなのかそこから脱却したいと考えているのか否か、などを聞くことも可能です。
また、HPのこういう部分をよくしたらいいんじゃないか、と考えるのも効果的でしょう。

もし、全く知らない業界であれば、
「〇〇業界 市場規模」
「〇〇業界 現在」
などで検索するだけでも、情報が出てきます。
国や公的機関が発表している資料をチェックするいい機会でもありますので、事前準備として調べておいてください。

そうやっていくつか質問を用意しておくと、メンバーと打ち合わせるときもスムーズです。
自分と同じ視点を持っている人もいれば、意外な質問を考えてくる人もいます。
それもまた、勉強になります。

打ち合わせにそれほど時間は使えませんが、これだけは絶対に聞くぞ、という質問をまとめておきましょう。

■ヒアリングのときは思い切って聞くことも重要

実務補習は、受ける私たちにとっては初めてですが、企業によってはこれまでに受けたことがある場合があります。

先生によっては、
「実務補習では必ず、初めて受ける会社を出すようにしている」
ということですが、私自身も、できれば初めて受け入れてくれる企業が相手の方がいいなあと思います。

中小企業によっては、こういった診断士からの診断を受けたことのない企業も多いハズです。
そのため、実務補習の受け入れが初めての企業の方が、新鮮な気持ちで話を聞いてくれているように感じました。
たとえば、実際にヒアリングしてから10日間ほどで作成する診断書(全90ページくらい)にも、
「こんなに分厚い本を!」
と感動してくれます。

一方、2回目、3回目・・・と診断を受けたことのある企業は、こちらからのヒアリングの質問に、とてもスムーズに答えてくれますが、
「ああ、これね」
と感じている部分もあるように思いますし、診断書の報告をするときも、
「ああ、この感じね」
と・・・(以下略

そのため、私たちが必死に考えた提案や内容も、企業にとっては、
「前と同じやん」
と思われる可能性も高い
です。

なので、そういうときは思い切って、
報告会のときに、知りたい情報はあるか
どういう情報があれば嬉しいか
調べてきてほしい内容はあるか

などを、質問してみてもいいのではないでしょうか。

もちろん、調べられない内容もあるかもしれません。
しかし、目新しい情報やこういうことが知りたかった、という内容を盛り込むことで、経営者の満足度が向上するならそれに越したことはありません。

また、
・制約がなければしてみたいこと
・将来の夢
・〇〇について困っているといっていたが、それが解決したら、どうなりたいか

なども質問してみると、診断書を書くときの方向性(=戦略)の大きなヒントになります。

ヒアリング内容については事前に打ち合わせをするので、こういう内容を質問してもいいかどうか、担当の先生に聞いておきましょう。
ホント、私たちもヒアリングのときにこういう質問ができたらよかったなあ・・・(後悔)

■診断報告書って本当に仕上げられるの?

ヒアリングが終わったら、メンバーで方向性や内容をすり合わせしながら、診断報告書を書いていきます。
実際は、ヒアリングをした次の日に、メンバーでその企業について、
・SWOT分析
・課題の抽出
・方向性(戦略)の決定
・個々のパートで書く、大まかな内容

を決めて、数日の間で8割方書き上げてしまいます。

1人分の担当は、おおよそA4サイズのwordで10~15ページほど。
パートごとに、現状分析や課題、将来に向けた提案を書くのです。

最初、
「そんなに書けないよっ」
と不安に思っている人も多いでしょう。
私もそうでした。

しかし、書き始めると意外と書けます。
財務だったら表やグラフがかなりのスペースを取るし、ほかのパートでも画像やヒアリングしたときに撮らせてもらった写真を使うことが多いので、A4にみっちり書く、という感じにはなりません。
(なので、写真はたくさん撮っておきましょう。みんなを助けることになります

また、2回目、3回目となると、ヒアリング内容も徐々に充実してきます。
それにともなって、書く内容も増えてくるので、気がつけばギリギリまで書いてた、なんてこともよくあります。
人によっては、オートシェイプなどを組み合わせてキレイな絵やイメージ図を作って挿入、という技も使ったりするので、とても勉強になります。

これについては、2次試験に合格した人たちの集まりだったら、きっと書けるんだろうと思っています。
なんだかんだいって、全員あのハードな試験を乗り越えてきた人たちばかり。
できないわけがありません。

というか、このくらいなら書けるよね、という人が合格しているのでしょう。
私は、2次試験の根本は「一貫性のある内容を書けるかどうか」だと思っています。
そして、一緒に取り組むのはそれをクリアしてきた人たちばかり。
書けないわけがない。

それに困ったらみんなが助けてくれます。
みんな、良い人たちばかりです。
特に私は、15日間コースの固定メンバーだったので、全員でレベルアップしていく感じがとてもよかったです。
いまでも情報交換しながら、ときどき会っています。
このブログがアップされる頃にも、集まる予定を組んでいます。

ホント、大丈夫です。
楽しいことも、辛いことも、全部いい経験です。
実務補習、ぜひとも楽しんでください。

■タキプロで書いてきたことは全部実現している

最後に私事を少しだけ。

私はタキプロでブログを担当してきました。
かなり包み隠さず、お伝えしてきたつもりです。

その中で、独立診断士としてやりたいことも書いてきました。→ こちら(なにもないのに独立しちゃった独立診断士の仕事獲得方法byうにこ)

そして、そのうちのほとんどが達成できた1年でした。

思い返せば、タキプロメンバーに対するセミナーもやりましたし、今後も有志とオンラインセミナーをやる予定があります。
やっていた補助金申請は1件ですが、採択されました。
自分のクライアントを持ちたい、と思っていたら、こちらも補助金申請ですが、直受けの紹介をしてもらいました。
(噂の、人脈からやってくる紹介、というやつです)

また、上記のブログで書いた公的機関の応募も、このときの分は不採用でしたが、その後、そのときの面接官の方から、
「こちらでも募集しているので、応募してみませんか?」
と、同機関の他部署を案内してもらいました。
そして春からその部署で働く予定です!

同期の女子診断士とも仲良くなれたし、全国に知り合いも増えました。
オンラインでしか会えていない人もいますが、必ずリアルでも会いに行こうと決めています。

実務補習を受けてからまだ1年しか経っていないのに、いろんなことがあった1年。
私自身、タキプロに加入してよかったなあとしみじみ感じています。

いろんなことに、ホントに自由に挑戦できるのがタキプロのいいところ。
心からお待ちしています!

■おわりに

最初に宣言したとおり、長くなってしまいましたが、いかがでしたでしょうか。

これから実務補習を受ける方、辛いことがあったり、苦しい思いをすることもあるかもしれません。
でも、本当に宝物になります。
最初は不安だらけでしたが、いまは、
あのとき、あんなに頑張れたんだから、たいていのことは大丈夫
と思えるようになりました。

皆さんが実務補習を終えて、無事に診断士として登録されることを心より願っています。

皆さん、1年間ありがとうございました!
タキプロ、いいですよ。
ぜひ、どうぞ(笑)

次回はきむにぃさんの登場です。
お楽しみに!

最後まで読んでいただき、ありがとうございます!
みなさんの合格をお祈りしています! バナーをクリックしていただけると、とっても嬉しいです。
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実務補習にまつわる不安を徹底的に解決します byうにこ” に対して2件のコメントがあります。

  1. みっきー より:

    うにこさん、先日キックオフイベントの女性部屋でお話を聞かせていただきありがとうございました。
    診断士としての活動をどんどん広げられているうにこさん、とてもかっこよくて憧れました。

    週末から実務補習(5日)の予定でドキドキしていたので、記事とても参考になりました。
    自分なりに頑張ってきたいと思います。

    1. うにこ より:

      みっきーさん、こちらこそありがとうございました!
      いろいろ不安もあるかと思いますが、まわりはいい人&パワフルな人たちばかりです。
      そんな中で、タキプロでやらせてもらったことも多く、ホントに自信になりました。
      女性の活躍の場も多いので、一緒にがんばっていきましょう。

      実務補習、私は得られたことも多いですが、やはり最初は不安でした(笑)
      でも、本当にいい経験でしたよ。
      特に、自分にとって成長させたい部分と向き合えます。

      大変かとは思いますが、がんばってください。
      応援しています!

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