人生は「ここぞ」という日がある byどぅー

こんにちは。タキプロ12期のどぅーです。

今このブログを読んでいる方は、主に2次試験に向けて猛勉強している方が多いでしょうか?
2次試験って絶対的な解答がない為、時折勉強していて「え?この勉強方法でいいの?」「もっと効率的な勉強方法があるんじゃないの?」なんて不安になったりしますよね。
私も昨年のちょうど今頃は自分の勉強方法に自信が持てず、毎日いろんな方法を試したりしていました。
勉強方法や、試験の解く手順みたいなものが固まったのは、9月の下旬頃だったと思います。

結論、自分が自信をもって本番試験に臨めるものであるならば、どんな手法をとってもいいと思いました。なぜなら2次試験には絶対的な解答がないから、自分のやり方が正しいのかどうか、それを考える事がある意味無駄であることに気が付いたからです。
合格への道筋がある種無限にある2次試験だからこそ、自分のやり方、勉強方法を自由に決めることができることも、診断士試験の魅力の一つかもしれませんね。

■勉強開始~1次試験合格まで

さて、本日のテーマは「合格体験記」との事。
私の診断士の受験歴と申しますと、、、

2019年11月~ 診断士の勉強開始
2020年7月~  1次試験合格。
2020年10月~  2次試験合格。

とまあ、運よくストレート合格できました。勉強方法は1次は診断士ゼミナール、2次は一部SNSでつながった人たちとの勉強会も行っていましたが、基本的に独学でした。
1次試験に関しては、3月はモチベーションが下がり一切勉強していない、5月になりようやく過去問をやり始める、苦手な経営情報システムに関しては5月の終わりまでテキストを読み終えられない。
といった、他の受験生に比べるとだいぶ遅れを取っていました。

ただ、5月に過去問をやり始めたとき、最初何年の過去問をやったのかは覚えていませんが、合計で310点しか取れなかったときは、流石に焦りました。
そこからは平日は1日1科目、休日は3科目くらいで過去問を回していました。1次試験到達までに、大体過去6年分くらいの過去問を3~5回は回しましたね。
結果、試験当日は460点くらいで1次試験を突破する事ができました。

とにかく1次試験は過去問重視です。過去問の傾向から、頻出問題、分野ごとの得点配分、捨て問が毎年何問あるか、等をしっかり分析して、直前期の2か月くらい必死にやれば正直なんとかなります。
ただ、その下地として、直前期までにテキストの内容をある程度網羅しておく必要はあります。ラストスパートをかけてそれで成功を収める人ほど、それまでの準備を念入りに行っているものです。

■1次試験~2次試験

1次試験が終わり、さあ2次試験の勉強を7月中旬から始めようとしましたが、なんせモチベーションが上がらなくて困りました。
これまでマークシート方式だったのに、いきなり100~150字くらいの文章を書く試験方式に変わるわけですから、勉強の仕方もわからないし、解答の書き方もわからないので、勉強に対するモチベーションはだだ下がりでした。

ただ、2次試験では、一番事例Ⅳが肝となる事は情報として入っていたので、事例Ⅳの問題演習だけは毎日続けようと、事例Ⅳの全知全ノウを使って毎日3問くらいは解いていました。これは本当に毎日です。仕事で疲れた日も、飲み会があった日も、絶対毎日事例Ⅳだけは解いていました。
私は2次試験は245点で合格しました。(事例Ⅰ56点、事例Ⅱ55点、事例Ⅲ69点、事例Ⅳ65点)。試験本番の事例Ⅳでは第2問設問1に、損益分岐点を求める問題が出ましたが、これがちょっと捻った問題で中々解けなくて、一度後回しにしました。試験時間ラスト5分になって、その問題に戻ってきたとき、なぜかはわかりませんが、解法がハッとひらめていて解答を導くことができました。予備校の解答をみると私の解答と一致していたし、配点はおそらく10点程度だと思われます。なので、私の2次試験の合否を分けたのは最終的にこの問題が解けたからでした。そしてこの問題を最後の最後に解けたのは、事例Ⅳの訓練を毎日コツコツと積み重ねた結果だと私は思っています。なので、今年受験する方も毎日の努力を積み重ねることをどうか大事にしてください。その積み重ねが、最後の合格のための一手となり得ます。

後、事例Ⅰ~Ⅲも決しておろそかにしない事です。私は事例Ⅰ~Ⅲを延べ85事例解きました。勉強の中で一番大事にしていたことは、自分の中のルーティンを確立させることです。一流のスポーツ選手も、試合前、試合中に自分の中のルーティンもっていて、このルーティンにより自分のリズムを掴んでいくそうです。
私も試験を解く上で自分の中のリズムを確立させ、初見問題でも常に平常心で解けるように訓練していました。具体的に私が取り入れたルーティンは以下の通りです。

①試験が始まったら問題用紙を分解する。
②最初の5分で事例企業の特徴を掴む。
③次の10分で設問文を分析する。(設問文から予想できるキーワードはメモしてく。例:(設問)生産工程改善→5S活動、段取りの外段取化)
④次の20分で与件文を一読する。(設問に対応しそうな箇所はマークしておく)
⑤SWOTにそれぞれ線を引く。(事例Ⅱでは経営資源にももれなくマーク)
⑥次の20分で解答骨子を作る。
⑦15分で解答用紙に解答を記入する。
⑧残り10分で見直す。

といった感じで、結構ガチガチにルーティンを決めていました。本番でも、大きな動揺もなくこのルーティン通りに問題を解く事ができました。やはり本番で一番怖いのは焦りですからね。ただこれをコンスタントにこなすためには相当な訓練が要ります。特に大事なのは③です。設問文を読んだだけで凡その解答やキーワードを頭の中で浮かべられるくらいになると、点数は安定してくるかと思われます。

■おわりに

いかがでしたでしょうか?
今回は私の合格体験記をご紹介しました。受験生にとって、試験の日は「ここぞ」という日だと思います。
ただ、試験の日に100%の力を出す為には、それまでの入念な訓練、準備が何よりも大事です。
それは試験に対する知識だけではなく、精神的な意味においてもです。

何よりも、毎日コツコツと努力を積み上げる事。これを大事にしてください。その不断の努力が、合格への後1点を後押ししてくれるはずです。

次回はくりりんさんの登場です。
お楽しみに!

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