合格体験記~ 夢を超えるために走り出そうby はなねこ

読者のみなさん、こんにちは。
タキプロ13期のはなねこと申します。前回の記事はこちらです。
1次試験まであと2か月ですね。勉強方法次第で、合格ラインを超えるチャンスはまだ沢山あると思います。
私自身も、ちょうど2か月前にお尻に火がついて、本格的に勉強スケジュールを見直して取り組み始めた時期でした。
少しでもお役にたてるような情報発信をして参りますのでよろしくお願いします。

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■はじめに

まずは、「はなねこ」の自己紹介です。
性別:女性
職種   :電気機器メーカーの商品企画
受験歴  :1次1回、2次2回
勉強時間 :1次1,000時間、2次400時間(1年目) 400時間(2年目)
勉強方法 :1次 スタディング、2次 独学&タキプロ(1年目)MMC(2年目)
資格   :簿記3級
趣味   :NiziU や BE:FIRST の動画を見ること(頑張っている人を応援するのが好き)

2歳と6歳の2児の母です。私はちょうど第2子の育休期間に1次試験を乗り切り、仕事復帰後は、時間管理を徹底することで、2次試験に取り組んできました。家事・育児・仕事で忙しいけれど、診断士になりたいと思っていらっしゃる読者の方に少しでもお役にたてる情報を提供していければと思っております。
よろしくお願いします!

■診断士を目指した理由

私は、会社で事業戦略立案の業務を手掛けています。長い間、実務重視で仕事を行ってきていたのですが、今後さらに事業を拡大させるためにも、経営に関する知識を体系的に学びたいと考えていました。会社で重要な仕事を抱えている状況下で第2子の育休期間をとることになり、会社に申し訳ない気持ちと共に、自身のキャリア停滞の危機感を抱いていました。そこで育休期間を有効的に活用することで復帰後の仕事に役立てたいと考えていました。まずは、産後3か月目に決算書類が読めるようになりたいと考えて、簿記3級を勉強して合格しました。その後、マーケティングを学びたい気持ちが強くなり、ネットで情報を集めたところ、中小企業診断士という資格があることや、資格を取得している企業内診断士が新規事業の立案等で活躍しているという記事を見つけました。これが私のやりたいことだ!と直感的に感じて、産後5か月目から、育児の隙間時間を活用して勉強を始めました。

はなねこ

思い立ったが吉日!


当時は1次試験だけに注目していて、その後2次試験にいたるまでの勉強の大変さを知らずに始めました。合格までの道のりが長いことを知っていたら、躊躇したかもしれません(笑)。試験勉強が大変だったのは事実ですが、それ以上に得たものがとても大きかったと感じています。今は、企業内診断士として、どのように活動を広げていけるかを計画中で、とてもワクワクしています。

■1次試験の7科目必勝法

1次試験の勉強は、スタディングという通信講座を活用しました。いくつかの講座内容を比較した結果、個人的に動画の講義が分かりやすいと感じたことや、隙間時間を活用したかったので、スタディングを選びました。財務や企業経営理論以外の科目は、ほとんど予備知識がゼロだった私としては、基礎から効率的に学ぶことができて、自分に合っていたのかなと思います。以下は1次試験勉強期間での学習時間のグラフです。ログインせずに勉強していた時間もあるので、全体として8か月で1,000時間程度、勉強時間に充てていたと思います。

12月から勉強を開始して、平日1日3時間、休日5時間、月100時間を目安として学習していました。2月は半月ほど病気で休んでしまいましたが、それ以外はコンスタントに勉強を続けることができました。4月末までに、スタディングの講座をどれも3回ほど復習した時点で、模試を受けたら420点ギリギリでした。
そこで、残り2か月は、過去問マスター7冊をメルカリで購入して解きまくりました。その結果、本番では平均7割490点取ることができました。
今思えば、過去問マスターに手をださなくても、スタディングで基礎固めを完璧にすれば6割以上はぎりぎり確保できたのかなと思いますが、当時、8月には育休復帰が決まっていたこともあり、勉強に集中できるのはこの年だけしかないと自分を追い込んでいたので、どの科目もある程度安心して合格できるラインを目指しました。
最低限の基礎ができた状態で過去問マスターに取り込んだので、全ページ1回転した後は間違えたところを中心に繰り返し、最終的には苦手な部分がほぼなくなるようなレベルにまで昇華できていたと思います。

7科目もあると勉強時間も多く必要となるため、モチベーションの維持が大変重要です。私の場合は、毎日スタディングのアプリにログインして、同じように診断士を目指している方々の勉強時間と進度を見ることで、自分自身も頑張らなくてはという気持ちになれたことが、モチベーションを維持できた最大の理由だと思います。

■育休期間中の勉強法

育休期間にスキルアップに取り込んだ話をすると、育児経験のない方にはその大変さが中々伝わらないので、ちょっと歯がゆい思いをすることがあります。育休期間に資格を取ること流行っているよね!みたいに言われると、ちょっと反発したくなる自分がいます(笑)。育休期間は休暇じゃないよ。。。1日中育児することはとても大変なお仕事なのよ。昼夜なく、寝不足な状態で勉強するのは大変なのよ・・と。
資格に取り組むための明確な動機、つまり相当な覚悟がないと、中々時間は作り出せないのが現実だと思います。それは日々仕事で忙しい方と同じ状況かと思います。でも本当にやりたい気持ちが強いなら、子供とのふれあいの時間も持ちつつ、ちょっとした自分時間を作り出すような欲張りプランも実現可能だと思います。

それでは、当時の私の生活を振り返ってみたいと思います。

平日は、4歳の娘が朝8時から15時まで保育園にいっていたので、その間に少しでも勉強時間を持つことが課題でした。0歳の娘を自宅で見ながら、細切れで勉強していました。午前のお昼寝中に1時間の講義を聞き、午後のお昼寝中に練習問題を解く、夜2人を寝かせてからさらに1時間問題を解くなどをして、通信講座を進めていきました。数か月間、良いリズムで進んでいたのですが、2020年の5月は、コロナ休園の第1波がきた頃で、4歳の娘が休園になってしまいました。そこで、朝5時おきで8時までの3時間、勉強時間を確保し、日中は家事と育児、夜さらに2時間勉強するということで、何とかまとまった勉強時間を確保しました。
スタディングは講義の音声もダウンロードできたので、公園でのお散歩中、家事の間、寝かしつけの時、保育園送迎の移動中など、少しでも講義内容を復習できるように、ipodにいれておいて隙間時間を活用していました。
試験直前の6月から(2020年度の1次試験は7/11,12で、今年度の試験日より1か月早いスケジュールでした)、4歳の娘の保育園も再開しました。さらに0歳の娘も民間の保育所に預けることで、日中の勉強時間を確保して追い込み勉強をしていました。幸い0歳の娘は、保育所にすぐに慣れてくれたので、安心して勉強することができました。

はなねこ

大変なスケジュールでしたが、
勉強と育児の合間には、
大好きなNiziUの動画を見て、
自分も夢を掴むんだとポジティブな
気持ちをもって頑張っていました!


1次試験勉強は大変ではありましたが、日々知識が増えていき、解ける問題も多くなり、成長が実感できたので、チャレンジして良かったと思っています。8か月間の間に、半月ほど病気になったり、コロナ休園したりと、不可抗力で試験を諦めそうになった時もありましたが、今は、あの大変な時を乗り越えてきたことで、ちょっとしたことでは動じない心も鍛えられたような気がします(笑)。

■2次試験へのチャレンジと挫折

1次試験に集中していたため、2次試験の勉強は、1次試験後に初めて取り掛かりました。
タキプロのセミナーで、勉強方法を先輩方に教えていただき、必要な参考書をそろえて、勉強を開始しました。ブログも読みながら、自分にあう方法を選びながら、過去問にトライしていました。最終的に、4科目230点と、後少し足りないというところで、1回目の試験は敗退しました。自分なりには書けたと思っていたのでとても落胆しましたが、あと1回試験をうけるチャンスがあるということで、家族の了解を得て、2年目のトライをすることになりました。

はなねこ

2回目の2次試験勉強の合間には、
大好きなBE:FIRSTの動画を見て、
自分も夢を掴むんだとポジティブな
気持ちをもって頑張っていました!

■予備校の選択ミスで遠回り

2年目は確実に合格したいと思い、ある予備校を選択して毎週通信講座を受けていましたが、実力を伸びる実感が持てずにいました。6月の模試がボロボロだったのを転機に、MMCに転校しました。MMCの手法は、1年目に独学で進めたやり方に近い部分があったので、途中からではありましたが本試験までに、何とか手法を自分のものにすることができたのだと思います。
どの予備校があうのかは人によると思いますが、予備校選択の際には、無理なく手法を取り入れることができそうなのか?をしっかりと考えた上で選択されることをお勧めします。そして、本当に合わないと思った場合は予備校を変える勇気も大事です。
各社の予備校の2次本試験の回答を比較してみて、最も自分の思考に合いそうなところを選択すると、私のようにまわり道をしないで最適な予備校選択ができると思います。
私は遠回りした結果、直前の予備校の模試も4科目合計で6割程度だったので全く油断できない状況でしたが、なんとか2次試験を突破することができました。本試験も飛び抜けた科目はありませんでしたが、大きく外すことはない、確実に6割とる方法を身に着けた実感はありました。私の記事では、今後も高得点を取るのは難しいけれど、確実に6割程度とるために必要なコツをお伝えしていきたいと思います。

■おわりに

この時期は、1次試験に集中している方も多くいると思います。1次試験の基礎知識が2次試験の得点にも結び付いていきますので、1次試験に集中されることは良いことだと思います。

2次試験のみを受ける方は、模試を受けて自身の弱点を見極めることが大事だと思います。まだ時間はありますので、ぜひ、ご自身にあった弱点補強対策を見つけ出していただければと思います。


次回は、女性合格者座談会に参加されていた、まっぺさんの登場です。
お楽しみに!

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