1次試験終わったらどうする? by もりぞー

4事例共通

タキプロ17期の   もりぞー と申します。  

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■はじめに

今回は、1次試験が終わった後はどうするかについてノウハウをご紹介します。1次試験の約2週間前なので、多くの方は1次試験のラストスパートの時期であり、試験前までにやることも決まっていることでしょう。そこで、敢えて1次試験対策には触れず、今回のテーマを「1次試験後」としています。

本題に入る前に申し上げておきます。私は、やる気を出してから事に取り組むといった行動様式に否定的な立場をとります。やる気は後からついてくるものであって、前もって準備するものではないと考えています。やる気とは、何かやってみて、そこそこ上手くいった結果、ふつふつと湧いてくるものだと認識しています。

本題に戻ります。1次試験を受験すると、数日のうちに模範解答が出回って自己採点ができ、自分の合否が確証できる状態になります。自己採点で合格が確証できたら、1次試験後の活動のスタートです。ただ、何をやったらいいか分からず迷走しがちな状態でもあります。そのため、予めどのような勉強をやるのかをある程度見通しておいた方が効率的です。そこで今回は、1次試験後に関するノウハウとして、①演習のための行動設計のノウハウ、②答案記述力養成のノウハウ、③自己採点のノウハウの3点をご紹介します。

■演習のための行動設計のノウハウ

どのような道をたどるとしても、結局最後は2次試験の過去問を中心に演習をやることになります。2次試験の過去問は、最低でも過去5年分を試験時間制限の下で演習することをお勧めします。ただし、10年以上前の問題は演習用過去問としてはあまりお勧めできません。社会環境や出題傾向が変わっているからです。量的には、平日に1~2科目、休日に4科目程度演習可能でした。演習自体も大切ですが、演習後の自己採点・検討がもっと大事です。無理に演習の回転数を上げずに、自分の足りないところを演習結果から見つけ出すようにしてください。やる気を出して演習に取り掛かるのではなく、予め時間割を作っておいて、時間になったら過去問演習を始める方式だと取り掛かりがスムーズです。

演習用の問題用紙と解答用紙は、実際に配布されるものを再現すると演習効果が高まると思います。余白にメモを取るからです。

自分の場合、紙で出力したものをホッチキスで留めて、演習用の問題用紙と解答用紙を作りました。その際大活躍したのがA4サイズレーザープリンターです。1次試験後はともかく、1次試験演習の問題用紙と解答用紙の作成にも大活躍でしたので、今すぐ購入して1次試験から使用するのもいいでしょう。2~3万円とそんなに高価ではありません。

■答案記述力養成のノウハウ

2次試験の準備で最も重要なことは、過去問を浪費しないことです。2次試験は演習用の資源量が限られています。過去問を解くと、当該問題は「初見問題」という条件が崩れてしまうため、2回目以降の演習で出来栄えが良くても、試験の際に発揮できる実力を反映しているとは言えません。そういう意味で過去問は貴重資源であるため、めったやたらと手を付けるものではありません。過去問は、ある程度実力がつくまで本格着手しないことをお勧めします。もちろん、自分の実力を測定するために最低1回は過去問を解かないと、問題のレベルと自分のレベルの比較ができませんので、2次試験勉強着手時点で最低限1回分の過去問の演習は必要です。

1度過去問を解いてみて、自分の実力がある程度判明したら、次の作戦を練ります。最初のうちは、多くの人は思ったほど点数が取れないと思います。字数に思うことが収められないとか、ちょうどいい論述フレーズが出てこないとか、ピントが外れているとか、拾うべきものを取りこぼしているとか、様々あることでしょう。

思ったほど点数が取れないのにそのまま過去問を続けても効果は上がりません。自分の不足分を分析し、当面は伸ばすべき実力の特訓をやる方がいいでしょう。特訓には、100文字練習、写経、noteで売っている記述の骨子の習得等、様々な方法がありますので、自分の不足領域に合った方法を探してください。

自分の弱点を克服してある程度実力がつくと、過去問を解いてそこそこの点数が取れるようになります。そうするとやる気が湧いて、次々に問題を解こうという気になります。加速効果のようなものが発生します。

■自己採点のノウハウ

2次試験は、1次試験と違い模範解答が公表されていません。したがって、演習の自己採点は市販の解説本に頼ることになります。最も一般的なのが「ふぞろい」シリーズだと思います。これを使う場合、注意点がいくつかあります。①早く買わないと売り切れることがある、②1冊に1~2年分しか収録されていないため、過去に遡るほど多くの冊数が必要、③自己採点が結構面倒、の3点です。

自分の場合、2次試験の過去問演習で億劫なのが、自分が作成した答案の採点でした。「ふぞろい」等を参考に採点するのが一般的ですが、私の場合、すぐに挫折しました。ただ、そんな私も「戦研ストア」で購入したAI用データによるAI採点によって救われました。2次試験は、AIが採点をしてくれて講評もしてくれるというサービスを購入することができます。

AIの採点結果と講評をもとに1度解いた答案の修正を繰り返すことで、どのような答案修正であれば点数が伸びて、どのような答案修正だと点数が伸びないかを短時間のうちに体得することができました。初見の問題でも採点結果は徐々に良くなっていきました。この結果、やる気が湧いて、更にクオリティの高い答案を出すにはどうしたらよいかと思案することができるようになりました。

■おわりに

今回は、1次試験後のノウハウについて、①演習のための行動設計のノウハウ、②答案記述力養成のノウハウ、③自己採点のノウハウの3点をご紹介しました。

後から振り返れば、1次試験後は試行錯誤の連続でした。1次試験が終わったからと言って気を抜かないようにしてください。1次試験後もやるべきことはあります。

では、何をやったらいいかと言えば、自分がそこそこできる状態を作って、成果がやる気を生みだすループを作ることです。そのためには、点数が取れない練度で無理に過去問を解くというより、そこそこ解けるくらいの自分に合った勉強法を早期に見つけることを推奨します。

次回は、あおなぎ さんの登場です。 

お楽しみに! 

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