A社に当てはめて答えよう byいまさき

事例Ⅰ


みなさんこんにちは。タキプロ12期の「いまさき」です。


一次試験を受験された方はお疲れ様です。1日経ってリフレッシュできましたか?

私は2年前に一次試験を受けたのですが、一次試験の勉強に飽き飽きしていたので、二日目の試験が終わった当日から生き生きと二次試験の勉強を始めたのを覚えています。

■二次試験における勉強の注意ポイント

今年初めて二次試験を受ける方は、どのように勉強を進めて行けば良いのか悩まれているかもしれませんが、1つだけお伝えしたい注意ポイントがあります。


二次試験は試験時間が120分と長いため、過去問を解くだけでも時間がとられてしまいます。しかし、それだけでは勉強になっていません。過去問を解くのは勉強を始めるための前準備にすぎません。本当の勉強はそこからです。


まず、自分はどうしてこういう答案を作成したのか、模範解答に書かれている要素をなぜ書かなかったのかを分析する必要があります。そして、どうすれば次はもっと良い答案が作成できるのか、再現性のある答案作成プロセスを考えること、これが二次試験の勉強です。

しかし、これを1日でやろうとすると、過去問1回につき3~4時間ほどかかってしまうので平日はかなり大変です(二次試験が2年目であった去年の私が掛けていた時間なので、初年度の方はもっとかかるかもしれません)。そのため、答案作成の際にはなるべくメモを取り、自分がどのようにしてこの答案を作成したのかが翌日でも思い出せるようにして、過去問を解く日と答案を分析する日に分けて進めていくことをお勧めします。


さて、それでは今回の本題となる事例Ⅰについて書かせて頂きます。

■事例Ⅰでは一般的な知識が求められる

事例Ⅰでは、経営戦略や組織構造、人事施策などの一般的な知識について聞かれる問題が度々出題されます。このような問題では、一般的な知識をしっかりと覚えていないと、問題文をどれだけ読み込んでも解答することができません。とはいえ、出題される論点はそんなに多くないので、過去問を見てどのような論点が出てくるのかを確認し、端的に説明できるように準備しておきましょう。


タキプロのブログでも、事例Ⅰで押さえておくべき一般的な知識について説明している記事がたくさんあるので、こちらも要チェックです。

■一般的な知識だけでは意味がない!?

前述しましたが、事例Ⅰで求められる一般的な知識は決して多くはありません。従って、一般的な知識だけを求める問題が出題されれば、同じ解答になってしまう問題が違う年度で出てくることになります。しかしながら、二次試験はそんなに簡単なものではありません。

分かりやすい例として事例Ⅱのケースにはなりますが、ここ2年連続で第一問でSWOT分析が出題されています。当然ながら、前年の答案を覚えていれば簡単に得点できるような問題ではありません。与件分をしっかりと読み込み、令和1年のB社、令和2年のB社それぞれに環境に当てはめてSWOT分析をする必要があります。

事例Ⅱほどではありませんが、事例Ⅰでも、一般的な知識をその年のA社を取り巻く環境に当てはめて、答案を作成する必要があります。

■A社に当てはめた答案とは?

それでは、一般的な知識をA社に当てはめた答案の具体例として、平成26年度-第5問と私が作成した答案を紹介します。



平成26年度-第5問(若干省略)

高度な専門知識をもつ人材を長期的に勤務させていくためには、どのような管理施策をとるべきか。


一般的な知識だけで作成した答案

管理施策は①高度な専門知識をもつ従業員に権限を委譲することで自主性を尊重し②社外セミナーなど教育機会を充実させることでモラールを向上させ③社内評価制度の整備や一部賃金の成果報酬化で動機付けを行う。


A社に当てはめた答案

管理施策は①研究内容の権限を委譲して自主性を尊重し②社外との共同プロジェクトに参加させて技術や経験を得る機会を与えることでモラールを向上させ③研究成果を評価する制度を整備して動機付けを行う。



どうでしょうか。前者の答案は、一般的な知識があれば問題文を読んだだけでも作成できる答案です。一方で後者の答案は与件本文からキーワードを拾っているため(オレンジ色の部分)、しっかりと与件本文を読んでいないと作成できない答案になっています。

主語や述語を与件本文から拾ってくるだけで、A社にグッと寄り添った答案にすることができます。

■おわりに

今回書いた内容は、実務補習や実務では更に重要になってきます。

実務補習で報告書を作成していた時に、指導員の先生から「それは一般的な知識だろ。○○社には本当にそれが当てはまるのか?それをしっかり説明しないと社長は納得してくれないぞ。」と指導を受けました。

一般的な知識をひけらかすだけならGoogle先生で事足ります。

試験であっても
補習であっても
実務であっても
「御社のことをしっかりと理解していますよ。だからこそこんな提案をします。」と説明しないと社長には喜んでもらえません。

毎年一期一会のA社としっかり向き合って、当てはめた答案を作成するようにして下さい。

次回はワンタさんの登場です。
お楽しみに!

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